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サンブラス諸島を愛した              Luis Méndezの世界

Islas San Blas,comarca de Kuna Yala, Panamá


パナマ・サンブラス諸島はモラ(Mola)のふるさと
 
モラ(mola)は、中米パナマの先住民族クナ族が作り出した、美しい多重アップリケの布です。クナ族の女性たちは、この布を民族衣装の飾りとして大切に使っています。モラは、さまざまな色の布を重ねて縫い、模様をくり抜くことで生まれます。その独特なデザインは、見る人を魅了し、クナ族の文化を感じさせてくれます。


ルイス・メンデス氏は、サンブラス諸島の生活を描く素晴らしい画家です。彼の作品は、原色を使い、シンプルで親しみやすい人物像が特徴です。遠近法にとらわれず、彼の絵は見る人を引き込む魅力があります。メンデス氏のインスピレーションは、サンブラス諸島の人々の日常生活から生まれています。
 
幼い頃から彼が育った自然や、自国の文化、伝統的な儀式、そして島々の動植物が、彼の作品に息づいています。彼の絵は、千年にわたる文化の記憶を伝えており、それは私たち全員のものでもあります。
 
ルイス・メンデスは、この「プリミティブ(根源的)」なスタイルの絵画において、北米や中米・カリブ海地域でも特に優れた画家の一人とされています。
Luis Méndez 1934-2008,  Rep.Panamá

























































Islas San Blas,Comarca de Kuna Yala, Panamá

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