何事も起きぬような一日

　ブーツを出した。もう履けるでしょうと。そんな気候でしょうと。黒いのと赤いのと茶色いのとを持っているが、このうち茶色はもう履かないかもしれないのに下駄箱には入れっぱなし、なんとかしたい。今日は黒いブーツで出かけた。あとはTシャツとフーディガンとデニムくらいで近所のショッピングモールを歩く。特段何の用もないので冷やかしである。文房具屋、本屋と回ってのち一階の食品売り場で四十円のウーロン茶を買って、道で飲んでから帰った。そんだけの一日でした。歩くとちょっと暑いくらいのもんでしたね。

　いやまったく何も起こらないんであって、報告したいことなどもないし、平和な日常なんですけど、十月も終わりが見えてきたあたり、ここからまたがんばっていってみましょうと。今年も終わりそうなほどよ。あと二ヶ月ちょっとだよ。いやあ時間の流れの早いこと。急がなくちゃならんね。いってみよ。