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どうにもならん
さて十一月も始まっている。もっと読書を、と思うも若干の燃え尽きがあり本に手が伸びない。どうにもならん。代わりに音楽を聴いている。朝比奈隆のベト全は一周して、たしかにこれはファンもいるわなと思う。クオリティとしてわりとただごとじゃなかったです。リハーサルの音源もついてきてて、それを聴くともう厳しくてこだわっててと大変ですけど。こってりと味が濃いもの、重厚なものを聴きたくなったらこの全集がいいね。なおこの文章はロザリオソナタを聴きながら書いております。マンぜ盤をいってて、これをレツボール盤と比べるとさわやかで軽やかなのね。レツボールがギトギトなんだと思う。柔道部の部室みたいな空気感で、というと柔道関係者に怒られますか。他のたとえをするとなんだろう、胸毛が濃いみたいな。これも怒られそうだ。ロザリオソナタではベイエ盤を積んでるのでさっさと聴きたい。女流ではどうなのよこの曲は。
コーヒーを飲んだ。漫画『珈琲時間』での名台詞「さあコーヒーを飲もう、今すぐに!」を思い出しながらインスタントのをつくって飲んで。いいものだコーヒーは。そして不思議なものだ、こんな苦いものが、なぜいい香りがしてなぜおいしいのか。もうポリフェノールだのカフェインだのどうでもいいくらいコーヒーはすばらしい。そういえば行きつけだった喫茶店にここ一年以上行っていない。行かねばならぬか。そこではトアルコトラジャが飲める。そのうち顔出すのも楽しいかもしれない。
などなどと、話がグダグダである。どうにもならん。
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