小説当落待ち 夢はまだ夢のまま
どうにもこうにも、夏の終わりに送った新人賞、一月には最終選考の連絡がくるという噂。電話が鳴るか。このたいして使わぬスマホの、たいして鳴ることもない着信音が騒ぐか。神を予感するか、世界よ! といきなりセカイ系にならんでもいいんだが、気分的にはそのくらいのスケールであるな。勝負、あるいは賭け、そのようなものとして戦い抜いたあの夏のことをあたくしは生涯忘れないでしょう。あんだけがんばってなんにもないということはあるまい。丸刈りのボウズにして書いてたんだぜ。気合い入ってどんだけドーン!
このように頭の中が落ち着かないわけですが。受かるといいな/受かるに決まってるのその狭間、本当に狭間、あれで受かればいいし、カフェインとり過ぎて死にかけるようなこともありながらの執筆、安吾っぽくいえばイノチガケ、そんなもんなら受かるに決まってると。気迫が違うよと。技巧的なこと、定型的なことは今回弱いと思うんで、気迫や気合いでの勝負となるはず。そこで乗りきれればいいな。
さあ、こうしてグダグダいわんでも結果は出る。泣いても笑ってもだ。たぶん笑うだろうと思っていましぶしぶと待ち時間を過ごしている。落ち着かない。本もあまり読めていない。従ってこういう雑文を書いている。夜は長い。なんかしよう。
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