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道々、黄金の落穂ひろい

幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない No68 進みながら

 こんにちは。海岸をどこかに向かって歩いていたら、つい、キレイな貝殻探しに夢中になることって、ありますよね。

 今日は、本書より、富と価値を両立させる魔法のような方法について解説します。もしかしたら、本書の勘所かもしれないと個人的には思っています。それは…

富を取る?価値を取る?

 「価値につながり、それに基づいて行動することは、満足感、充足感、豊かさの感覚をもたらしてくれる」とラス先生は言います。それは、「今この瞬間に満足を得られるから」。

 しかし、富を得たい気持ちもありますよね。例えば、マイホームを手に入れたい、とか、立派な医者になりたい、とか。

 ラス先生は、そういった気持ちをあきらめる必要はない、と言います。家が欲しければ貯金を始めれば良いし、医者になりたければ勉強を始めればいい。しかし…

喜びをおあずけにしない

 どちらも達成までにはかなりの時間がかかり、ともするとお金を稼ぐこと、勉強をすることのみに時間をかけてしまう。それこそがもったいないとラス先生は言うのです。

 そこで、自分の価値に立ち返る。なぜ、マイホームが欲しくなったのか?なぜ立派な医者になろうと思ったのか?

 それは、家族に安心をもたらすこと、であり、人々を助ける人間になること、であったかもしれない。そうであれば、目的地に行くプロセスは自ずと変わってくる。家を買うことや医師免許を取ることはゴールではなくプロセスになる。

 家族の団らんを演出したり、ボランティア等で人の助けになることは、マイホームがなくたって、医師免許がなくたってできる。そう、視座を高くもって、大きな価値とその方向へ進んでいる感覚さえあれば、あとは、道端でなにを拾おうが、それは宝物になる!!

価値の見つけ方は、こちらから。


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