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暮れのご挨拶。

2023年が終わろうとしております。
世の中、大きく見渡すとろくなことがなく、もっと大きく見通すと戦争によって沢山の人間が死んでいく状況をその都度、インターネットをスクロールして知り、悲惨な状況をベッドに横になって観ては頭の片隅、程遠い他所の出来事と思っている自分を卑下したところでなんにもならないわけでして、改めて歴史的背景を調べたりしながらも1日1回、祈るという習慣を始めていました。
毎日朝起きて、寝る前に、食事の前に、ひとりの時、ただ静かに祈る。
世界の、他者の安寧を強く願う時間を持つことで、(それが24時間のうちの1分であっても)気付いたことは、自身の1日に「なにもおこらないありがたさ」が身に沁みるようになった1年でした。それが永遠ではないことも改めて解る。祖父母に聴かされ続けていた戦争の悲惨さはこの瞬間も他所のことではないということも。
パレスチナの人々の支援活動をしている団体を紹介
ガザ地区とイスラエルにおける即時停戦を求めます。



「なにもおこらないありがたさ」の中で、今年頭に決めた年間スケジュール、8割は有言実行することができました。
残り2割は自分の怠惰によって難しかった。まぁ100%やるにはただ、自分を甘やかさないことの一点のみではありますが、この1年コツコツと毎日習慣化してただ、やる。「できることをやるということ以外、自分にできることはない」ということも改めて、身に染みて解る1年となりまして、石橋を叩いて渡るにも、適当に叩けばいいわけではないと言うことも年々思います。
初めて出した自著『もう一度 猫と暮らしたい』によって新しい出会いもありました。
アルバムを録音することは叶いませんでしたが、シングル3枚を出すこともでき、久しぶりにツアーにも出向き、会いたい人、会いたかった人、訪れたかった場所、実際に見たかった物、それぞれと束の間触れ合える時間を持てたことが本当に嬉しかったです。全て、ひとえに皆様のおかげです。

2024年もできることをやっていこうと思います。
少し、背伸びをして挑戦したいことも、できることをやっていく中で見つけることができ、結局「やるべきことを地道にコツコツやるだけ」という至極シンプルなことを今、もう一度思っているところです。
私はその人に備わっているエネルギーの総量は決まっていると思っていまして、例えば他者が、1日に5個できることがあって、私には2個しかできないことなんて日常茶飯事ですし、人を巻き込んで大きな渦を作り上げることができる人を見ながら感嘆しつつも、こちらは日々小石を積み上げる行為に手を抜けないといったタチの私はハナから他人と比べることを無意味と思っているのですが、自身の少ないエネルギーの総量を思うと、その使い方には注視するところがあり、一射入魂とも異なるのですが、エネルギーを放つポイント、もの、タイミングだけは間違えないように、勇み足にならないようにと過ごす中で、エネルギーの総量は変わらずとも、他者によって、綿毛を運ぶ風の如く、自分の想いや行動に拍車をかけ、遠くまで運んでくれる素晴らしい出会いや出来事があることを身をもって経験できるわけで、そのなんと言いますか、人それぞれが持つ「やるべきことをやる」の、大切さを重んずることができることはマジで大切なことだと痛感しております。

戯言をダラダラ書いているワタクシのnoteをご覧頂いている皆様、
ほんとーーーーーにありがとうございます。
年明け、マガジンを始めてみようと思っております。がんばれ私。週一の更新。お見知りおき頂けますと糧になります。

今年もありがとうございました!
健康第一。皆様、良いお年をお迎えください。

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