UPDRS Part II 2−1
UPDRS Part Ⅱにはいりましたー。
PartⅡ:Motor Experiences of Daily Livingとなっていて、日常生活で経験する運動症状の側面をみるものです。
UPDRS Part Ⅱは、2-1~2-13まで。ここも患者質問票で進めることができます。
UPDRS Part Ⅱ 2-1
【引用開始】
2.1 会話
この 1 週間を通して、会話するとき、困ったことがありますか?
0:正常: まったくありません(問題なし)。
1:ごく軽度: 私の言葉は、小声で、不明瞭、話す速さや声の大きさが不規則ですが、聞き返されることはありません。
2:軽度: 私の言葉は時々聞き返されますが、毎日ではありません。
3:中等度: 私の言葉は、大部分は理解してもらえますが、毎日聞き返されます。
4:重度: 私の言葉はほとんどもしくはまったく理解してもらうことができません。
【引用終了】
【出典元】Official MDS Translation Copyright | Last Updated January 29, 2019© 2014 - 2019 International Parkinson and Movement Disorder Society
運動症状!っておもったところですが、会話!振戦とかから始まるのかと思いました。ガイドラインもさらっと見てみましたが、あんまり記載はないようです。
臨床上は、患者質問票の通りで、小声になることや、話すスピードが速くなります。口の開き具合も小さくなります。
発語のタイミングをとるような道具を言語聴覚士が使って練習をおこなったりすることがおおいですね。
というわけで。ちょっと短いですがここまで。
次は、UPDRS Part Ⅱ 2−2〜2−4です。