弟と久しぶりにまともに普通に話せた。
来月人生初の手術をすることになった。
背骨。
ぎっくり腰の打ちどころが悪く…
で、家族付き添いの説明をということで、弟に来てもらった。
会話はまともにしてなかった。
片道三時間。三重県からはるばる岐阜市まで来てくれた。
ただ、会話はない。
仲が悪いわけではないのだが。
で、手術の説明が終わり、入院説明などで
担当のベテラン看護師さんが仲にはいってくれた。
空気を察知したのか、家族構成などを聞きながら
徐々にプライベートの内容をプロボクサーのジャブのように
入れてくる。
プロだと思った。これがプロ。
と帰りの車の中で、普通に会話をしている自分に気付いた。
弟もまんざら楽しそうというか、本音を話してくれた。
兄貴のこともそうやけど、オレもどうなるか分からん。
弟は整備士免許を持っており、今は全国屈指の
運送会社でトラックの整備を日々行っている。
一方兄貴は安穏と屋内でコンビニでレジを打っている。
最近は40℃近くにもなり、それでも外で整備をするそうだ。
日本の物流の根底を支えていると思っても過言ではない。
そんなことを思いつつ、ちょっと新鮮だった。
たまに、病院に行くのもいいかもしれない。