Antica Bohéme

プンタレッレのアンチョビ添えと魚介のイカやエビにカルパッチョ。

カルパッチョ　

牛肉とアーティチョーク

ラビオリ

魚介エビソースパスタ

プンタレッレのアンチョビ添え

　ローマ料理は海が近いため特に海鮮が美味しい。食事のもてなしを受け、早くもお腹いっぱいになって来た表情の妻と食べきれないほどの料理を無心で食べている私を見てた店員が’ピアノピアノ’と肩を揉んでくれ、ゆっくり過ごす事をそっと教えてくれた。店員の優しさや愛情を感じる。

グリル　ペスカトーレ

　それでもなおペースを落としながらもこちらの様子を見ながら料理を届けてくれる。

　そう、人生は楽しんで、締め切りの様なものに追われなくても良い。急がなくても良いのだ、という事を料理店が教えてくれる。

　食べきれないほどの料理の後に登場するドルチェはこれが本物のティミラスだと言わんばかりのマスカルポーネが強調されていて美味しく、文字通り別腹で食べれてしまう。

ティラミス

　最後カフェで締めくくる時にはその店の虜になっている。ローマの料理店はその歴史とともに人を惹きつける魅力を持っている。