新入職員のキャリアアップを考える
こんにちは。ホワイトボックス(株)コンサルティング部の阿部です。
明日から新年度がスタートしますネ。新しい第一歩を踏み出すすべての皆さまの未来が明るいものであることを願っています。
教育体制整備の必要性
新卒採用であれ、中途採用であれ、新しい人材を迎えることには、期待と不安が入り混じるものですが、組織に馴染んでもらうためには、組織の理念や方針、そして目標を理解してもらうことが必要であり、そのためには指導や教育が必ず必要になります。中途採用の即戦力だからと最初から任せて放ってしまうと、後々軌道修正に苦労することが明白です。
そのようにならたいためにも、組織における教育体制を整備しておくことが有効です。
教育体制を整備する目的
教育体制を整備する目的は、主に次のようなことがあげられます。
1.早期の戦力化
2.サービス提供水準の標準化
3.組織目標の達成
4.組織力の向上
5.魅力ある職場づくり=定着率の向上
6.採用コスト減
コロナ禍によって、人材の流動性は大きく後退しましたが、少子高齢化による人材不足である現状はなにも変わっていません。むしろ、外国人の受入れが不透明さを増したことで、状況が悪くなる可能性すら孕んでいます。
世の中の景気が戻ってくれば、この間に準備をしていた組織とそうでない組織との差が、より鮮明になる可能性も否定できません。
教育体制の整備やキャリアアップの工程を描くことで、職員のやる気の向上、定着率の向上や魅力のある職場づくりに注力することが重要だと考えています。
お知らせ
私が編集を担当しているメルマガ「☆キラリと光る☆ 病院マネジメントのヒント」でも、以前教育体制の整備をテーマに取り上げたことがありました。
まとめ
もっとも教育体制の整備はあくまで組織活動の一部であり、教育体制を万全に整備したところで、全体最適は得らることはできません。
人事面では、公正な評価制度や人事考課の導入なども同時に進めていくことも必要です。
人口減少局面を迎えたいま、人・時間・情報・カネ・モノの経営資源の根幹である「人」の重要性が高まっています。
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