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沈思黙読会

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読んでいるとき、私たちはいったい何をしているのか。 それを知るために、読書の仕方を一度シャッフルしてみたい。 そんな気持ちで恐る恐る始めてみることになりました。 私のイメージは夕…
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記事一覧

沈思黙読会⑫から。再び、「猫の集会」の楽しさについて

2024年10月19日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第12回目=最終回に参加さ…

1970suntower
3週間前
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沈思黙読会⑪ 読んだ本のご紹介 その2

2024年9月21日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第11回目に参加された皆さ…

1970suntower
3週間前
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沈思黙読会⑪ 読んだ本のご紹介 その1

2024年9月21日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第11回目に参加された皆さ…

1970suntower
3週間前
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沈思黙読会:斎藤真理子さん「何も持ち出さないし、持ち出されもしない場だと思います…

第11回 沈思黙読会での斎藤さんが語ったこと。 今日はとても大勢、集まっていただいて、急に…

1970suntower
3週間前
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沈思黙読会⑪から。「猫の集会」の楽しさについて

2024年9月21日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第11回目に参加された方々…

1970suntower
3週間前
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沈思黙読会⑩ 読んだ本のご紹介 その2

2024年8月17日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第10回目に参加された皆さ…

1970suntower
1か月前
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沈思黙読会⑩ 読んだ本のご紹介 その1

2024年8月17日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第10回目に参加された皆さんが持参されたのは、こんな本でした。 斎藤さんの「文庫3冊+豆本」 「原民喜戦後全小説」下巻(講談社文芸文庫) 「遠くにありて」山内義雄(講談社文芸文庫) 「飜譯者の反省 こつう豆本・117」山内義雄(日本古書通信社) 「明るい夜」黒川創(文春文庫)   今日は軽い本ばっかり4冊持ってきました。 山内義雄さんはフランス文学者で、「モンテ・クリスト伯」や「チボー家」など

沈思黙読会:斎藤真理子さん「8月、原民喜を読む。最初に読んだときはたぶんスーッと…

第10回 沈思黙読会での斎藤さんが語ったこと。その2 前回、いつも参加してくださっているTさ…

1970suntower
1か月前
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沈思黙読会:斎藤真理子さん「本だけを読む時間」を持つことが、今ではよくあることで…

第10回 沈思黙読会で斎藤さんが語ったこと。その1 今日も暑い中、集まっていただきありがとう…

1970suntower
1か月前
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沈思黙読会⑩から。「読むことと、読む場の深まりについて」

2024年8月17日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第10回目に参加された方々…

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2か月前
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沈思黙読会⑨ 皆さんの持参本紹介

2024年7月13日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第9回目に参加された皆…

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2か月前
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沈思黙読会:斎藤真理子さん「子供が本を読みはじめるときのプロセスは人によってかな…

第9回 沈思黙読会での斎藤さんが語ったこと。 前回の沈思黙読会からの一か月で、あらためて「…

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3か月前
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沈思黙読会⑨から

2024年7月13日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第9回目に参加された方…

1970suntower
3か月前
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沈思黙読会⑧で読んだ本!

沈思黙読会もついに8回目。皆さんが持参されたのは、こんな本でした。 斎藤さんの「仕事としての読書とただの読書の違いを実感した2冊」 「母(エミ)」尹 興吉(新潮社) 「門」夏目漱石(岩波書店)   午前中は仕事としての読書で「母」を読んだんですが、これがとても激しい小説で、情報を取るためだけに読んでいるのに、むちゃくちゃ疲れました。でも、こういうものがかつて韓国の中堅作家から日本人に向けて書かれたというのはすごく大事なことだと思います。   一方、午後は前回に引き続き「門