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「青春18きっぷ」、その衝撃的な出会い

 以前からその存在は知っていたのだけど、その名前の通り青春で18歳までしか買えないものだとてっきり誤解しておりました。 5枚綴りで途中下車可能というのも聞いていたんだけども、これがなんとも魅力でなんとリーズナブルなのか!というのに気づいてしまったのは、この6月で長らく勤めていた会社を辞めて、時間は使えるようになったけれど、収入はない、という状況に直面したからでしょう。
 期限限定とはいえ、5日分使えて¥12,050なんて魅力的! 
 この夏は、「青春18きっぷ」のガイド本を頼りに、はるばる広島〜山口〜倉敷から、赤穂温泉、福井の小浜、と行ってきました。(9/10の締め切り分までにあと1日分だけ残っている。果たして使い切れるのだろうか?)
 昨日は、朝8時に出て夜8時に戻ってきて、合計12時間のうち、いく先の現地に滞在したのはわずか4時間、2/3の時間を電車の移動時間に費やしていた、にもかかわらず飽きなかったのは、やはり行ったこともない場所、見たこともない景色に遭遇してばかりいたからだろう。
 立ち止まっているよりは、動いている方が好きだ。
 老人になってからなおその気持ちが強くなってきている。
 明日、動けなくなったらそれでお終いじゃん。
そんな強迫観念に突き動かされながら、この旅はもう少し続けていきそうだ。
 どこまでも行けるとは思わないが、どこかどこまでかへは、行けるだろう。
 終点も終着駅もいつになるかは知らんけど、おかげさまで生きがいを発見した。
 連れがいりゃもっといいのかもしれませんがね(笑)
 というわけで、次回がまた楽しみなこの頃であります。
 
 
 

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