かき氷、伽藍堂さんへ、5年かかりました。
滋賀で人気のお店です。
私は甘味を楽しむ時、いつも京都へ伺います。
洛中だけでも数え切れない程の甘味屋さんがあり、
どこも驚く程美味しく個性豊な味わいです。
そして、まだまだ廻りきれていません。
「八女茶喫茶、販売 伽藍堂」
どうも、恐ろしく美味しいかき氷のお店が大津市石山にあるらしい。。。
そんな噂が耳に入って来たのが、6、7年前
滋賀には朝宮茶という、ブランド茶があります。
でもあえて九州の八女茶を名乗るなんて不思議なお店と思っていました。
私は東京にいた時、銀座松屋デパート地下に「茶の葉」というお店があり、
週一回はお店に伺い全国の在来種のお茶を楽しんでいました。
その時にも八女茶は頂いたけれど、かき氷で食べた事がなく想像も出来ませんでした。
さて、5年前の夏のある日、ふと氷が食べたくて伽藍堂さんへ
場所が今ひとつわからなかったのですが、
「行列」を探して歩くも見つからず、やっと見つけた伽藍堂の前には人影はなく
無残にも「本日売り切れ」の張り紙、
その後毎年試みるものの、休みが土日の為予約の多さ、待ち時間の長さに耐えられず断念(電話予約は不可)
そのうち、コロナ禍に入り殆ど営業されてなくて断念。。。
令和4年7月1日用事が思ったより早く終わり、
伽藍堂さんへ14時頃お電話するとまだ大丈夫との事
急いで石山へ向かい受付をすると「1時間後位に来て下さい」
後は心の中で「氷残っていて下さい」祈るばかりです。
この日は不要不急の用事以外は外出は控えて下さいという日
灼熱の太陽の中、待っているとやっと呼ばれて中へ
古民家のお家(写真がなくてごめんなさい)
注文は入る前から決めてました
緑茶氷、トッピングにこし餡(こし餡大好き!)と白玉、ホイップクリーム
来ました、来ました!
口にするとホワッと溶けてしまう。
そしてこの緑茶、味わった事のない深みと渋み。
渋みといってもむしろ爽やかで奥深い感じで心が落ち着きます。
こし餡は上品な甘味、白玉はみずみずしく、クリームは柔らかいアクセント。
私にとって素晴らしい暑気払いとなりました。
また、伺います。