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「小さな会社のためのブランディングの基本100」、11月は4記事を公開しました

10月から自社サイトで配信を始めた「小さな会社のためのブランディングの基本100」。毎週月曜日に公開し、これまでで8記事です。100記事を13のカテゴリーに分類します。配信を始めた理由は、下記のnoteに書いています。

これまでのカテゴリーは、「小さいことの強み」が4本、「ブランド・ブランディングとは何か?」が4本です。10月、11月記事は、下記のサイトで読めます。小さな会社のブランディングのヒントになればと思います。

生き残るための最短ルートは絞り込み

「強いものが勝つのではなく、勝ったものが強いのだ」という言葉があります。これは生物の進化について語られた言葉ですが、経営にも同じことがいえます。

小さな会社が勝ち残るためには、最短ルートを見つけ出さなければなりません。その最短ルートこそが「絞り込み」です。

環境や条件に左右されない分野に絞り込み、経営資源を一点に集中させることで、自分たちの強みを最大限に活かせます。

あなたの会社は、「誰を、何を通じて、どのように幸せにする」ことを目指していますか?この問いに対する答えが明確になることで、経営資源の棚卸しを進めることができます。棚卸しの目的は、現状のリソースを見つめ直し、限られた経営資源を最も効果的に活用することです。

不要な活動やリソースを削減し、目的の実現に向けて力を集中させられれば、より強い組織を作る第一歩になります。

11月4日(月):小さいことの強み

ブランドとは「幸せの記憶のスタンプ」

ブランドとは「幸せの記憶のスタンプ」であり、スタンプを押し続けてもらうための仕組みづくりがブランディングです。

この幸せの記憶のスタンプが繰り返し押されることで、お客さまはあなたのファンになり、その魅力を熱心に語り伝えます。

逆に「不幸せのスタンプ」が押され続けると、お客さまは他の選択肢を選び、黙ってあなたの元を去っていきます。

どのようなスタンプを押すのかを意識し、ポジティブな体験を積み重ねていくことが、ブランドの価値を高め、長期的な関係を築くことにつながります。

しかし、これは短期間で達成できるものではありません。ブランディングには手間と時間がかかり、長期的な取り組みが必要なのです。

11月11日(月):ブランド・ブランディングとは何か?

幸せの記憶のスタンプを押し続けてもらう

ブランドは「幸せの記憶」というスタンプを押し続けてもらうことを通じて成長していきます。しかし、誰もがが「幸せ」と感じる万能なスタンプは存在しません。あなたは自社の顧客にどのような「幸せのスタンプ」を押してもらいたいのですか。

「小さな会社だから、ブランドやブランディングなどを考える必要はない」という声もあります。反論はしませんが、現実は逆なのです。「幸せの記憶のスタンプ」を軸に、顧客接点を統一し、競合との差別化を図れなければ、小さな会社は市場の中で埋もれてしまいます。

具体的なデータを基にした事実を大切にしながら、仮説と検証を繰り返し、ブランディングの仕組みをていねいに磨いていきましょう。

11月18日(月):ブランド・ブランディングとは何か?

生き残るための条件は絞り込み

進化論のなかに「強い者が勝つのではなく、勝った者が強いのだ」という言葉があります。これは経営にも当てはまります。

小さな会社が勝ち残るには、勝ち残るための条件を見つけ出す必要があります。その条件とは「絞り込み」です。

絞り込みには勇気が必要ですが、規模の小さい会社であればあるほど、この絞り込みが勝ち残るための絶対条件なのです。一生懸命努力しているのに成果が上がらない理由の多くは、絞り込みの不十分にあります。

あなたの会社にしかないもの、競争が手を出すのをためらうようなものを考えましょう。いまはそうでなくても、やり方次第では、独自性や圧倒的な競争力に育て上げられるものを見つけ出しましょう。

注意して欲しいのは、他と比較することではありません。比較は悩みや不安につながります。大切なのは、あなた自身の会社の強みや優位性に目を向けることです。必ず、絞り込みの条件となる独自の「価値のタネ」があるはずです。

11月25日(月):ブランド・ブランディングとは何か?

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