機嫌よく働くには、会話に相手の名前を織り込むこと#1
アップルのカスタマーセンターとの電話でのやりとり
Macのトラブルで、アップルのカスタマーセンターに電話をして、解決のナビゲーションをしてもらったときのことです。いつもながらの的確な対応ですが、気づいたのは、会話に何度も「櫻田さま」が織り込まれることです。
こちらの名前がさりげなく織り込まれることで、トラブルでイライラしていた気分が落ち着いてきます。「相手の名前を覚えて、会話の中に織り込むことは、機嫌よく働くための知恵だ」と実感しました。
「自分は尊重されている」という特別感が生まれます
会話に相手の名前を織り込むとどうなるのでしょうか。「ていねいに対応されている」「自分は尊重されている」という気持ちになるんですね。コミュニケーション技術かもしれませんが、それだけではないように思います。
例えば、会社のエレベーターの前で会った時には、一般的には「おはようございます」と言いますよね。こちらも気怠いときでも、とりあえず挨拶は返します。二人の会話は機嫌がいいとはほど遠いのです・・・。
でもね、「○○◯さん、おはようございます」だったらどうでしょうか。自分をしっかりと認めてくれていると感じますよね。こちらも同じように返したくなります。試してみてください、これだけで機嫌よく働けますから。