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小さな会社の社会貢献は界隈から始めよう

企業そのものは社会を構成する一つの要素です

近江商人の経営哲学として広く知られている「三方よし」、意味するところは、「商売において、売り手と買い手が満足するのは当然のことであり、さらに社会に貢献できてこそよい商売といえる」という考えです。

三方 よしに代表されるように、日本には古くから社会貢献の文化がありました。しかし、戦後の復興期には経済が最優先され、それが一般化し、「事業活動の上位概念は売上や利益を伸ばすこと」が当たり前になったのです。

しかし、企業存続のための売上や利益と同時に、「自社の企業活動が社会にどのような影響をもたらしているか」を考える必要があります。なぜならば、社会と企業は別物ではなく、企業は社会の構成要素だからです。

自社が背負える範囲での社会貢献に取り組む

社会貢献を大きく考える人がいますが、大事なのは自社が背負える範囲での社会貢献です。その一つが「界隈への社会貢献」だと僕は思っています。社会貢献といえるかわかりませんが、弊社で体験したことを書きますね。

仕事場の前のゴミ収集所の袋をカラスが破いてゴミが散乱させていました。見かねて地域活動センターに連絡すると、ネットを貸し出してくれて問題解決。ゴミ掃除を通じて、近所の方たちとも挨拶を交わすようになりました。

カラスはゴミが見えるらしいのです

小さな会社の社会貢献は、経営者自身の人生の目的と少しだけ重なるような気がします。経営者だけではなく、社員とともに、お客さまに喜んでいただき、社会が良くなるために働く・・これが仕事の醍醐味だと思うのです。 

マガジン:小さくても光り輝くブランド

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