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洞窟壁画2

 「洞窟壁画」が描けるのは喜ばしい。絵を描く技能を有しているから絵が描ける。体が動くし、精神的にも健康だ。食べ物もあるし住むところもある。戦争や自然災害など命を脅かすような危険もなく安全な毎日を送っている。ところが、いつも不満を感じていた。
「誰も壁画を見てくれない。」
たまに見てくれる人がいても「いいね」がない。私にとっての洞窟壁画はネットに掲載する作文であり、動画であり、プログラムだ。
 最近、今までの人生は幸せだったことに気づいた。
 今日も休みだから、算数の筆算を教えるアプリを作る。

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