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自分ならではの価値を提供することを考察することで自己成長につなげる
自分の独自性を発揮することは自分のスペシャリティを養うこと。
ものづくりデザイナーの視点から『自分の独自性を発揮することは自分のスペシャリティを養う』ということについて、経験から話してみたいと思う。
まず、独自性とは何、Weblioに独自性の類語・言い換え・同義語について下記に添付しておきます。能力、性質、個性の点から語彙など列記されているのでそれぞれ検索してください。
1. なぜ、必要なのか
自分の独自性を発揮することが重要なのか
自分の独自性を発揮することは、ものづくりデザイナーとして目標を達成する上で非常に重要です。
会社の中で自分がしたい目標を実現することは、個人の成長に欠かせない要素です。独自の特色を示すことで、他のメンバーやクライアントとの差別化を図り、組織内で必要とされる存在となります。
自分のアイデンティティを大切にし、その個性を発揮することで、自分らしいモノづくりをまずは発想し、そこを基準に魅力を磨きあげ生み出すことが大切です。
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自分のスペシャリティを養う
2. どのようにすれば
2-1スペシャリティの確立
スペシャリティの確立は、ものづくりデザイナーにとって一つの目標です。この目標を達成するためには、以下のようなアプローチが重要です。
2-2自己成長と学習
会社内で誇れるだけでなく、市場や産業全体で通用するスペシャリティを築くためには、常に学び続け、自己成長を図ることが必要です。技術革新やデザインのトレンドを追い、常に最新の知識を持ち続けることが大切です。
2-3巨視的な視点
小さな仕事でも、プロジェクト全体を俯瞰し、クライアントやユーザーのニーズを理解することが重要です。巨視的な立場からプロジェクトに取り組むことで、より戦略的なモノづくりデザインを実現し、スペシャリティを確立することが求められます。
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3. 何を求めるのか
高い目標を持ち、自分のスペシャリティを養う方法
自分の理想と現実の間に大きな差がある場合でも、高い目標を持ち続けることが極めて大切です。スペシャリティを養うための具体的な方法は以下の通りです。
3-1継続的な努力
価値あるものづくりを提供するには一朝一夕にスペシャリティを確立することは難しいこともありますが、諦めずに継続的な努力を重ねることが大切です。失敗や挫折から学び、前進し続けることで、自分のスペシャリティを洗練させることができます。
3-2メンターやコミュニティの活用
経験豊富なメンターやデザインコミュニティとの交流を持つことで、知識や経験を吸収し、成長することができます。他のモノづくり経験者やものづくりデザイナーとのアイデア交換やフィードバックを受けることで、新たな発見や刺激を得ることができます。
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Kissシリーズは、グッドデザイン賞・中小企業庁長官賞、キッズデザイン賞・ユニバーサルセーフティ部門・最優秀賞を受賞、また、知育玩具と高齢者のリハビリを兼ね備えた柔らかい積み木ノシリスは、フィーチャープロダクツ部門 審査委員長特別賞 を受賞。 新聞や雑誌、テレビなど多くのメディアに取り上げられ、2010年開催されたAPEC2010のJAPAN EXPERIENCEに選定された。 2010バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰で「内閣府特命担当大臣表彰優良賞」を受賞。 2012年ドイツ「If design2012」kiss・nocilisともに受賞。デザイン:飯田吉秋・黒田弥生
4. まとめ
自分の独自性を発揮し、自己の特色を示すことは、ものづくりデザイナーとして成功するための第一歩です。
スペシャリティを確立するためには、常に学び続ける姿勢や巨視的な視点が重要であり、高い目標を持ち続けることで自分のスペシャリティを養うことができます。
ものづくりデザイナーの世界で個性を発揮し、自分ならではの価値を提供することで、自己成長と共に市場での評価も高まり、より豊かなキャリアを築くことが得られるようになるでしょう。
モノづくりの基本のコンセプトを簡単に書きました
是非 ここから焦らずに輝く未来を創造するために歩んでください。
喜寿になったのものづくりデザイナーより