赤ちゃんのお熱

こんにちは。
べびぃLabo☆Ceres 杉上です。
今日も訪ねてくださり ありがとうございます。

只今 一緒にいるお孫様 Nちゃんが なんと!!
お熱を出しました!
最高39.2度、一晩38度台で過ごし、翌日お昼ごろに37度までさがりました。
ふ~~~~ 一安心。
自分の子どもなら 自身の決断で何とかなるけど
お孫様にはパパとママがいる。
二人が納得して選択できるだけの情報を手渡す必要がある。
今回も鍛えられました。

一緒に考えたことを書いてみます。

1.今すぐ命にかかわる状況か?

お熱は38.3度。ご機嫌は悪くない。
いつも通り にこやかに遊んでいる。
おっぱいもよく飲む。
熱の変動はない。手足が冷えて縮んでる感じはない。
生後4か月半。
夜間は病院が限られる。待ち時間はおそらく3時間。
治療(点滴など)がすぐ必要でもないだろう。
しばらく様子をみることになりました。

2.どう手当てをする?

冷やす

動脈が体表に近い場所を冷やすと効果的ー腋、足の付け根、首筋
ガーゼを水で濡らしビニールに包んで当てる
冷えている感じはなかったので、お腹を腹まきして裸状態
※カナダの人は 寒さに強い。沐浴のお湯も35度位。新生児でもコットの中ではかけものをしない。ちょっとびっくりな育児方法なのです。

水分補給

とにかく脱水が一番心配。ほしがるだけおっぱいをあげる。
この点 母乳は 量など気にせず いつでもあげられるから安心でした。
ミルクだと どうするのかなあ。
コップでお水のめるようなら飲ませるかな?

動作の観察

ご機嫌はどうか?
活発かどうか?
普段とどう違うか?
おっぱいの飲み方は?
言葉で訴えられない赤ちゃんなので、様子から状況を推察することがむっちゃ大事。
ひとつずつパパママに確認し、自分で判断できるようにしていきました。
母乳の場合は、判断材料が増える。ーおっぱい飲む時の姿勢の緊張度、お口の動き方などがわかります。

清潔

汗をかいてくれたのが、大きな安心材料でした。
その分、皮膚が汚れます。
熱発散のために服着てなかったので
夜中は半そでの肌着を着せて 汗を吸うようにした。
朝、状況をみて 湯あみ。清拭でもいいかも。
冷えすぎないように水分を素早くふき取りました。
おしっこもしょっちゅうするので、皮膚をこすらず押しぶきにします。

心地よさを探る

體がつらい時は、抱っこ欲求されます。
おっぱいの回数もいつもより頻繁です。
それだけ楽ちんを探しています。
いつも以上に体の力が抜けて
心地よく過ごせる工夫を試行錯誤してあげましょう。

3.保険証の確認

通院の時のために保険証、母子手帳を用意しておきます。
海外にいる場合は、他の国で加入保険が使えるかどうか
あらかじめ調べておきます。

4.病院に行くタイミングを見計らう

赤ちゃんが発熱した場合、すぐに病院に行きたくなります。
そりゃそうです。心配ですもん。
でも、ちょっと待って。様子を見て。
すぐに病院にいった方がいい症状は
 脱水
 けいれん
お熱があっても おっぱい飲めてれば 様子を見ます。
急変しないようなら
お家で安静のほうが負担が少ないし、ほかの病気をもらわない。
少し冷静に判断したほうがいいかもです。

5.お熱の意味

體の中に ウィルスや細菌が侵入し炎症が起こると
対処するために発熱します。
なので、むやみと解熱剤で発熱を抑えることは
體の働きにブレーキをかけることになります。
熱が出ても それなりに過ごせる場合は、そのまま経過を見守ったほうが
後がすっきりします。

私の経験ですが、3歳の頃、はしかにかかりました。
受診した医師が熱さましを処方し、親が飲ませました。
うつ熱し、重症化し 死にかけたそうです。

お熱が出た場合、からだ全体が熱い時は冷やしましょう。
薄着にし、場合によってはぬるいお湯につけてあげます。
手足冷たくてさむがる時は、衣服や布団にくるんで暖かくします。
そのうち、熱くなってきたら薄着にしましょう。

熱を発散しようとしている時に厚着にしていると
うつ熱して、熱けいれんをおこしやすくなります。

6.成長の通過点。大丈夫。

赤ちゃんの発熱。特に初めてはとても心配になりますよね。
どうしんどいかわからないし、どう経過するかも見えない。
その時その時で 赤ちゃんが楽かな、と思うことを
提供していくしかない。
赤ちゃん自身が自分の體を守れるように
心地よくなることを 
いろいろと提供してあげてみてください。

そして、不安な時は安心できる人や場所にいたいもの。
不安でしょうが、どしんと構えていてください。
親御さんの大丈夫、何とかなる、っていう雰囲気が
何よりも大事だったりします。

そして、赤ちゃんはお熱をだしながら
丈夫になっていきます。
お熱が出たら必ずけいれんする、とか
症状が深刻になる、という状況でなければ
しっかりと経過を見守ってあげてください。
応援しています。

赤ちゃんが泣き止まない、抱っこからおろせない
ずっとおっぱい飲んでる など
赤ちゃんのケア、ご相談も行っております。
ご希望の方、mamaルーム杉上 に お越しください。



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