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正しい感想の書き方って・・・・???

うんこを見て
「くさいですね」
「茶色いですね」
というのはクソな感想です。クソだけに。
逆に、うんこを見て
「くさいですね、ですがその中にそそられるものがある」
「茶色いですね。この色味にはどこか懐かしさを感じます」
というのがGoodな感想です。これなら流されなくてすむね。

感想の書き方について思うことがあったので書いてみます。

普段なにげなくやること、でも意外と奥が深いこと。それが

何かの感想を述べる

ということ。

相手のファッションみたり、他人の作品を見たときなど
日常のさまざまな場面で求められるのが

感想

です。

この「感想を述べる」ことですが、ふだんなにげなくやっているものの、想像以上にやっかいなのではないかというふうに思えてきました。

詳細や具体名は伏せますが、
相手を不快にさせない感想をいうのってすごく難しい。

感想をいう側が「いいね!!!」と思ったポイントと制作者がおもっているこだわりポイントにズレが生じてしまう。そうすると、ことばの上ではほめているはずが、まったく真逆の意味にとられてしまう可能性があります。ほめるがけなす、ばかにすると捉えられてしまう。

感想をいうのって、恐ろしくないですか。

と、改めて感じました。

じゃあ、いい感想かくにはどうすればいいん・・・相手を不快にさせかねないんだったら言わなくてもよくない???となりそうですが、無理です。生きているかぎり、必ずなにかしらに対してのコメントは必要ですし、求められることも多いです。そして何より、感想をいうことのメリットのほうがデメリットを上回るということもあります。私もかれこれ1年くらいNoteを書いていますが、簡単なひとことでも感想をTwitterとかで貰えるとまじで最高です。かいててよかった。ありがとう。感想くれてありがとう。最高。結婚しよ。となります。

なので、感想を言わない手はない

のです。言い方が難しいけど。

じゃあ、感想をいうとして、何に気を付けるべきか???

個人的に感じたのは

「対象作品をみて気付いたことを、自分のことばにして伝えろ」

これにつきるとおもいます。

感想をいうからには、感想をいうにいたったあなた自身の、あなたにしか表現できないこと、あなただからこそ伝えられることを最低限盛り込まなくてはいけません。

事実は伝えなくていい。お前の想いを伝えろ。

ということがいえるかもしれません。なにか作品をみて、「これは◯◯ですね」「これは△△と似ていますね」というだけでは、ただの事実の羅列にすぎない。

事実の羅列になんの意味があるか???なんの意味もないです。

だって、みればわかるし。みればわかること言われても「で???」となるわけです。

「事実」の先が欲しいんです。「事実」を踏まえた上で、じゃあぼくはわたしはわしはおれは小生はなにを感じたんですか????という「心象」を伝えるのが「感想」です。

情報価値のない、なんの意味もない味もないひっからびた事実だけのことばを投げ掛けるな。ということです。

必ずなにかしらの心象をいれろ!!!!

これに尽きる。

「これは◯◯ですね」

だったら、そのさきの心象もいれよう。

「これは◯◯ですね。私には全く馴染みがなかったので新鮮でした。

「これは◯◯ですね。ですが、△△と組み合わせたことによってとてつもなく感情が揺さぶられました。」

などなど、「感情の+α」を入れるといいですね。

ちなみに、事実だけをのべるというのは
会社や仕事、学業にまつわることのフィードバックでよく行われます。フィードバックと感想の違いは

感想は「感情中心」
フィードバックは「事実中心」

ということです。フィードバックは、いっかい事実をとことん伝えて、こうこうこういうところはいいね。でもこうこうこういうところがまだ改善できそうだから、今後がんばっていきましょう。というような、スキルアップや業務効率アップのための、ひじょーーーに実用面にフォーカスしたものです。このフィードバックの場合においては、事実はダメだという限りではありません。

さて、話を戻して、「いい感想のためのマインド」のまとめに入ります。

いい感想をかくor失敗しないためには???

大切なマインド
・見ればわかることはいらない。誰もがわかることをを前提としてなにがじぶんに響いて、心を動かしたのかを言う。

このマインドがなにより大切ではないかとおもいます。

で、失敗してしまった経験をしたひともおおいとおもいます。よかれと思ってほめたのに、相手にとってはじぶんの意図したように伝わらない、もしくは知らず知らずのうちにクソコメントになってしまっていた、ということはざらにあります。

でも、失敗してもいいじゃん。

一番だめなのが、一回ほめたけどだめだった~という経験をしただけで「ほめる」という「アウトプット」をしなくなってしまうこと。アウトプットすれば自分の言語化の力もつきますし、言語化の力がつけば思考もクリアになってきます。いい感想をいえばもちろん受け取った側もうれしいし、今後のモチベーションにも繋がる。

だから、感想をいうことはデメリットこそあれ、メリットのほうがはるかにでかい。

なので、そのメリットを投げ捨てることまでしていいのかな?とおもいます。失敗してもいい。今度きをつければいいから。気軽にいこうぜ。イージーゴーインイジリー岡田(what!?)

美川

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