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近況報告がてらの書評【ウィッチャーⅠ & ケルト物語】

HEY GUYS!!!

今日は久々のNoteということで、忙しい日常の中読み進めた
面白い本2冊を紹介しつつ、近況報告をしていくわよ!!!
では、I wanna know what turns you on!!

もくじ
・近況報告
・書評① ウィッチャーⅠ エルフの血脈
・書評② ケルト物語
・今後の予定とまとめ

【近況報告】

さて、いまだ大学のレポートがおわってません。
残り1つで、提出は今週中なのですが
夏休みに入ってから2~3週間あとぐらいまでレポートの提出期限が
続いているんですよね。

なので、大学生の場合は夏休みに入ってもすぐ休める、という場合は
あまりないです。授業が終わったら、そのあとしばらくレポート執筆に
つきっきり。レポートを全部提出しおわったら晴れてようやく夏休み。
ということになるのです。

大学の夏休みは約1~2か月程度。ですが、このレポート期間を引くと
残りは1か月かそれよりさらに少ない日数になるわけ。

それで、私もレポートを校正しまくりつつ書き足しつつでかなり
大変でした。ですが、その生活もあと2~3日程度でおわりです。

英語で言語学のことについて10枚くらいで書くので、校正が割りと手間と集中力がいる。なので、基本午前中にぱぱっとやって、毎日刷りを更新していく。そして、よりクオリティの高い文章を作り上げる、という作業をやっていました。

午前はこの校正作業でほぼおわってます。

午後は、インターンシップのWebのやつをほぼ毎日いれてるので、それ参加しつつ。参加してたらあっというまに夕方になる。なのでご飯たべて、あとは自由に本読んだりゴーストオブツシマやったりアサシンクリードしたりしてゆっくりしていました。

Noteは最近かけていません。友人と約束した記事も、忙しい期間が過ぎるまでは取りかかれないと了承をいただいているので、レポートが終わり忙しい期間がある程度過ぎたら書く予定。
あと、30万PVを達成したという嬉しさからか、達成したのを期に更新頻度が下がってますw

でも、明日から書きためておいた企画記事【推しマガ】(はれのそらさん主催)で2つほど、好きな人について書いた記事を投下する予定ですので、
どうぞお楽しみに。楽しみにして、でも覚悟して。

私の近況をまとめ
・インターンシップとレポート作成で忙しかった。
・30万PV達成でNoteからは少し離れていた。

次は、そんな中で読み進めた本2冊をご紹介します。

【書評① ウィッチャーⅠ エルフの血脈】
【アンドレイ・サプコウスキ著】

こちら全部で5巻からなるなかなかの長大編ファンタジー小説です。
この小説の一番の特徴が、【えげつないくらいの細かい設定】。

いちいちチャプターの最初に、ウィッチャーの世界で出版されている架空の書物からの引用がさしはさまれます。これがなかなかに面白い。

ファンタジー世界といえども、そのなかで出版された学術書や教養の本、種族のイデオロギーを表明した書物などの架空のものの出典がでてくる。
これにより、世界観に深みが出まくります。

これはゲームばんでも同じ。世界のいたるところにメモ書きや書物があり、その1つ1つにモンスターの生態や人々の風俗などの情報がびっしり書き込まれていて、【どんだけ世界観作りこんでんの!!??!?!】とびっくりさせられます。

本書は、そんな超濃密な世界の中で繰り広げられるなかでの最初にあたるもの。

ストーリーは、ニルフガードという巨大な帝国に攻められたシントラという国の王女、シリにフォーカスして進んでいきます。彼女はニルフガード軍によって殺されかけたところを、魔法剣士ウィッチャーであるゲラルトに救われる。両親も親族も失った彼女は、ウィッチャーの拠点であるケィア・モルヘンで魔法剣士になるための修行を重ねていく・・・というのは大まかなあらすじ。

シリ。ヴィジュアルが良すぎるのでコスプレでも大人気。

自分はゲームばんから入ったのですが、まあ情景が浮かぶ浮かぶ。
ゲラルトさんはゲームばんでの主人公ですが、なんとも魅力あふれるキャラクター。かなりのプレイボーイであり、めちゃくちゃ強い魔法剣士でもある。綺麗事は通用せず、常に厳しい現実を受け入れてファクトフルネスな考え方をしている。ただの怪物を退治する英雄ではない、白黒はっきりしない、という魅力しかない主人公です。CVが山路さんなので、ジェイソン・ステイサムの吹き替えにあるようなイケメンしわがれボイスでゲラルトのセリフが全て脳内再生されます。

ゲラルト。両手に華なモテモテ魔法剣士。薬を飲むとめちゃくちゃ顔色が悪くなる。それもかっこいい。

ですが、1巻目では出番が少ない。逆に出番が多いのが、もう一人の主人公といえるシントラ国王女のシリラ。この巻は、彼女の成長が主に描かれています。

彼女はニルフガードに襲われたまでの記憶に蓋をして、心機一転「ウィッチャー」として新しい人生を歩もうと吹っ切ろうとしていた。だが、そこに「ウィッチャー」という職業に対する世間からの偏見、謎の魔術師トリスやイェネファーの登場、そして、自らに流れるという「強大な血脈」という様々な要因が、彼女を「過去」へ強制的に戻らせます。

忘れたいショックな出来事をふさぎこんでいたが、外からの様々な刺激によって、再び自分の過去と内面に目を向け始める・・・というのが今回の内容。

しかし、まーだまだ物語は動き始めたばかり。あふれんばかりの設定の濃さは、500ページもあるこの1巻の中だけでは描ききれてない感じがします。それがまたすごい。世界観ファーストの物語ほど面白いものはない、そう強く感じました。

ウィッチャーⅠまとめ
・世界観の作り込みがとにかくえげつない。
・シリの内面の描きかたがとても丁寧。

【書評② ケルト物語 
【絡み合う周縁からの視線 ケルトと日本】
【松島駿二郎】

ケルトってよくきくけど、実際はどういう人たちだったんだろう?
という疑問があった。ケルトミュージックとかケルト風とかよくきくけど、そもそもケルトとはなんぞや。と疑問に思った。それで手にとって大学の図書館から借りてきたのがこれ。

この本を要約すると

・「ケルト」も「日本」も、同じ「世界のはじっこにいる」という
考え方が共通している。両者は「はじっこ」ということから、
遠く離れていても、考え方の源流は共通点が多い

というもの。

中でも面白かったのが、
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が
ケルト的な血脈を持っているのではないか、という仮説。

ラフカディオ・ハーン自体がケルト的な生き方を貫いてきた人物だそう。
故郷を遠く離れたアメリカなど諸国を放浪し、つねに「はじっこ」を追い求めてきた。そんな彼が見つけた最高の「はじっこ」というのが、日本。
そして、そんな日本のさらにはじっこに位置する松江に彼は惚れた。
そこで彼は「日常のはじっこ」である怪談や怖い話をかき集め、『怪談』という書物にまとめた。彼は日本の妻をもうけ、小泉八雲と改名するほど日本文化に惚れ込んだ人物でもある。

「はじっこ」を追い求め、ユーラシアの「はじっこ」である日本のさらに「はじっこ」の松江にて、更なる「はじっこ」である怪談を寄せ集めた。誰も気にしないような、そのままでは忘れ去られるであろう「日常のどうでもいいこと」の中に価値を見出だす。このスタンスがまさにケルト的である、というのです。

私はこの説明を読んで「すげえ!!」と素直に感じました。遠いケルト民族と日本という点と点がしっかりつながりました。

ストーンヘンジなどでもおなじみ、でかい石を積み上げるモニュメント。これはメガリス(巨石)信仰といい、ケルトに特有なもの。

肝心のケルトについては、出生が謎というのがロマンがあります。
一説には黒海を中心に生活していた騎馬民族スキタイから派生したものではないか、さらに大胆な仮説だとインドからユーラシアをはるばる移動して、いまのブリテン島周縁に落ち着いたのではないか、などなど様々な仮説が出されています。出生がよくわからない、というのも面白いですね。ロマンがある。わからないからこそおもしろい。

ケルト十字。太陽、永遠性を現す丸にキリストを象徴する十字を合わせたもの。キリスト教の偉大さを、「永遠性」というケルト特有の価値観でわかりやすく現したという説がある。

さて、この本を読んで感じたことがまだあります。それは、


「すみっこぐらし」もケルト的なのではないか???

ということ。

まず「すみっこ」ということから、彼らの周縁性がみてとれます。
この周縁性はケルトと繋がります。

また、そのキャラクターも
「とんかつのはじっこの肉」
「えびふらいのしっぽ」
という、光というよりは影に属するような、「はじっこ」の存在が多い。

そのため、「はじっこ」という性質からすみっこぐらしもケルト的では
ないのだろうかと。

ただ、最近だと猫ブームにあやかってねこのキャラクターを出したり、タピオカがいたり、必ずしも「すみっこ」に属するようなキャラが多いというわけではなくなってきています。

猫やタピオカというのは、「はじっこ」というよりむしろ大ブリテン島の政治の中心部のような、「まんなか」に位置するものです。

近年はこの「まんなか」的な要素がどんどん増えていっているように思います。
そのため、すみっこぐらしは次第にそのケルト的な性質を失っているのではないだろうか?という仮説が立てられます。

信じるかどうかはあなた次第。

ケルト物語まとめ
・はじっことはじっこがteo toriatte konomama ikou aisuru hito yo shizukana yoi ni hikari wo tomoshi itoshiki oshiewo daki
・「すみっこ」「はじっこ」というのがケルトの特徴。そしてそれは日本にも共通するものがある。

【今後の予定&まとめ】

さて、以上書評と近況を色々みてきました。
忙しいとどうしても全てをすることはできなくなります。やることの取捨選択と優先順位づけが大切ということですね。8月はそれがわりとうまぅできていたので、今はけっこう余裕が出てきました。

9月はまるまる夏休みなので、より自分磨きに時間を使ったりしていこうかなと思います。具体的には、めちゃくちゃインターンに参加したり、面接練習したり、自己投資(読書、勉強)しまくったりなど。

あと、早期選考のところだと来年はじめからさっそく選考があるので、そこを受けるための準備や筆記試験の対策などもしていきたいと思います。あとぼちぼち卒論のために論文よんだり、発表のための資料をまとめたりして、大学を旅立つうえで欠かせないこともぼちぼちやっていこう。授業も3年後期で必須なものをひととおり埋めてしまい、4年で就活に全力集中できるような状況づくりをしていきたい。

これからまだまだ歩みは止めない。自己成長も止めない。という所存でぎざいます。あとときたまこんな感じにNote書いたり、YouTube観たり、本読みまくったりしてリラックスをはさみつつ、よいモチベーションを維持しながらやるべきこととやっやほうがいいことを進めていこうと思います。

まとめ
・やることの優先順位と交通整理が大切。
・これからも成長を止めないスタンスでいくぜ。

美川

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