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決断は「断つ事を決めること」

こんにちは。Hです。大学では心理学を研究テーマに勉強しています。

さて、物事の大きい小さいに関わらず、人生において「決断する」時は多く存在するでしょう。
特に重大な決断…進学先を決める時、引越し先を決める時、就職先を決める時、結婚する時など主にキャリアにおいて多くの人は最善の選択をしようとします。
その際に今後の人生に大きく関わるものであればあるほど、あれこれ悩みます。

例えば就職先を決める時、A社は事業内容が魅力的、B社は福利厚生が整っている、C社は勤務地が良い、D社は人間関係がいい、E社はお給料が高い、どこも捨てがたいとなったとします。(実際の就活でこんなに素敵な会社からいくつも内定をもらうのは難しいけれど…)
でも就職する会社は1社だけです。必ず選ばなければならない、では最善の選択をする必要がある、じゃあどう考えていけばいいのか。

捨てるものを決める

これが自分にとってベストな選択をする為に最も必要な事なのです。
手に取るものを考えていたら自分にとって本当に大切なものを見失ってしまいます。
人が一度に持てるものの数は決まっています。
旅に出かける為に荷造りをする時、地図と方位磁石と水と食料と着替えと歯ブラシと…全部リュックに詰めてしまえば重くて歩けないでしょう。
自分にとって必要なものは何か…いや全部必要だと考えます。
でも、「自分にとって今すぐ必要で無いものは何か」と考えれば自然と自分が手に持っていたいものが分かるでしょう。

断つことは得ること

今の自分にとって今すぐ必要で無いものは何でしょう?

今断ったものは、一生手に入らないものではありません。
必要だと思った時に、手に入れたらいいのです。
今を逃せば一生手に入らない、と思えば他のものを捨てればいい。

ただ、逃せば取り戻せないものが2つあると考えています。
時間と人間関係 これらだけは捨てれば2度と手に入れる事はできない。
これらを捨てることができないと思ったのなら、絶対に手放さないで。

最良の決断とは断つものを決めること

あなたは、今、何を捨て、何を得ますか?

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