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家事は人の暮らしそのもの、会社で仕事しているほうが楽チンだよ
こんにちは、中野万里子です。54歳、東京の真ん中あたりで暮らす女性です。家族は夫と娘、ペットの犬1匹。2019年元日から30年勤めた会社を辞めるという話を書き始めました。
前回の投稿からあっという間に1カ月。
なのに何もしていない、できていない感しかないのはなぜだ。
前回投稿した「自分の机を作った」ような何かも何もない。ということに、ただただ驚きます。
もちろんずっと家に閉じこもっていたわけではありません。1週間ほど義母のお見舞いと手伝い(ちょっとした介護)に地方へ出かけていましたし、在職時代のつながりでランチに出かけたり。在職中に予約していたコンサートや観劇に行ってきたりもした。
家にいたって、あちこち掃除したり片付けしたり、テーブルに花を飾って、ちゃんと晩御飯を作ってお弁当の支度をしてと、みんなが憧れる豊かな生活っぽいことをしてみたり。
でも、そうした諸々をどっさり積み重ねていても、「何かを成し遂げた」感というのは得られるものではないのだ、ということを今さらながら知った程度の1カ月間だったわけですよ。
で、この1カ月で主婦生活に飽きてげんなりしているのかというと、まったくそんなことはなくて、むしろもっともっと家生活を楽しみたくて、時間が足りなくて、せめて今日はこれをしよう、やってやろう! などという目標らしきものを立てて朝からしゃかりきに動くのです。
なのに動いても動いても、満足な結果はやっとひとつだけ、みたいな(笑)。いやいやまったくもってしてエベレスト登山でもしている気分です。
だからね、家事をばかにする人に言ってやりたいです。
家事はどんな仕事よりも頭を使い体を酷使し、それでも達成感は得られず、誰からも感謝されないから自己肯定感を上げるのに一苦労だけれど、そのすべての行為をひっくりめて人の暮らしなんですよ、と。別に思考停止しているわけじゃないよ。ちゃんと考えて家事してるの。家族も巻き込んでやるの。家族みんなで目の前のやるべきことに取り組んだらあっという間に終わる。つべこべ言う前に段取って動け、そしたら終わる。
なんて精神で我が家は回っているもんだから、私の会社行かない人生は家にいる今のほうがずっと忙しく生きてる感じがしています。
そんな暮らし、嫌いじゃない。いや、むしろ好き。