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私の机を作る

こんにちは、中野万里子です。54歳、東京の真ん中あたりで暮らす女性です。家族は夫と娘、ペットの犬1匹。2019年元日から30年勤めた会社を辞めるという話を書き始めました。

昨年末で出社を終えたので、ずっと家にいます。それで困ったのが、私の居場所が家にないこと。娘は自分の部屋があり、夫も自分の机を持っています。が、私は会社で過ごす時間が圧倒的に長かったこともあり、特段、家に居場所を作る必要をこれまで感じることなくきてしまいました。私の細々したものは家族共用の物入れや、アクセサリー類と一緒に小さな机にPCをのせて、そこにスマホを置いて、といった具合。どこに家の主婦もきっとそんな感じなんじゃないのかな。

しかし、会社から持ち帰った私物は意外に量があってさすが30年分、といったところ。
捨ててもいいのだけれど、何かあるといけないから少し置いておこうかななどと考えるとやっぱり場所が必要に。それにすべてをスマホで調べるのは厳しいから(字が小さくて見えない)、PCだって起動しておきたいしね。

ということで、この成人式の三連休は、自分の居場所作りに勤しんでいました。自宅に私の机があるなんて、学生時代以来じゃないかしら。
嬉しいもんですね。
自分好みの時計を置いて、アクセサリー類を壁に飾って収納代わりにし、ほぼ日手帳を卓上カレンダーの代わりに置く場所を決め、ちょっとしたファイル類を立てる場所を作って。読みかけの本や雑誌を置く場所も決めた! 会社にいる時と違って、人目を気にせず目についたらすぐパラパラめくれるのがいいね、自由だ! とじんわり嬉しくなってみたり。
引き出しの中も文房具類や通帳、手帳、カード類などを仕分けして置けるようにしたら便利になった。

そんななんてことのないことが嬉しい。なんてことのないことに時間を使っても後ろめたくならないのがいい。
生産性を上げるなんて気にしなくていいのがいい。

机はイケアで買った安物なので、早くも真ん中あたりがたわんでる! 椅子はまだ折りたたみのとりあえず。腰が痛くならないようなものを時間をかけて探そう。

自分の居場所があれば大丈夫。
次の何かをはじめる準備ができたも同然のような気がするマジックもついでにくっついてきたみたい(笑)。


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