ヌースフィヨルドこぼれ話
皆様おはようございます、こんにちは、こんばんは!
ヌースフィヨルドのボドゲーマ記事がなかなかの長文になってしまった18toyaこと冬夜です^^;
ちょっと色々盛り込みすぎたかなぁ。文字が多すぎて、逆に読みづらいかも、と思いつつも、後悔はしてません! 笑
まぁ、一応出すものは出し尽くした感はあるので、良くも悪くもこれが18toyaだ!って感じかなぁw
色んな意味で「私らしさ」(話がくどい、とかね!🤣)が出たヌース記事はこちら⬇️
さて、今回はレビューを書くにあたって「ヌースフィヨルド」基本とビッグボックス(以下「BB」)を元に色々調べたこと・発見した事を書いていきたいと思います!結構趣味に走った記事ですが、皆様にもお楽しみいただけると幸いです^ ^
1.おじさんの話
今回、基本とBBの外箱を並べて写真を撮ってるときにふと気付きました。
お…おじさんが…消えた、だと…?
年寄りの昔話みたいになっちゃいますが、以前は「おじさんが 箱絵のゲームに ハズレなし」と川柳を読まれるほど、おじさんは「良作の証」のように扱われていた時期がありました。しかし、今回の事をきっかけによくよく思い返してみると最近おじさん箱絵のゲームってあんまり見なくなった?ような?
時代の移り変わりを感じますね!
ちなみに、ヌース基本の箱絵のおじさんって何者なの?という話になると、ヌースフィヨルドの5人戦のみで現れる長老「林務官」さんな訳です。5人専用を箱絵に持ってくるとはなかなか攻めてますよねぇw
で、私も普段見ないもんですから、ちょっと確認しようとカードを見たところ
あれれ?表情が何だか箱絵と違わない?カードの絵をそのまま使ってる訳じゃない、ですと!?
カードの林務官は何となく気難しそうな表情。それに対して箱絵の林務官は妖しい…もとい、慈愛深き微笑を浮かべていますね。これは「買ってくれてありがとうな!」という林務官の営業スマイルだったという事でしょうか!?
細かいところに気を配ってるメーカーさんの配慮を垣間見た気がしました^^
2.ボードにはプレイヤーカラーと一致するボードカラーが存在する
これは既に気付いてる方も多数いらっしゃるかと思うのですが、私は今回写真を撮ってて初めて気付きました。
貯蓄スペースがプレイヤーボードごとに全部違う!!!マジか!(建物の壁の色も庭にあるものも違う)
しかも、キャットボード(ボードに印刷された船)も色が違う!!
私にとってこの色アピール、さりげなさすぎて今まで全く気にしたことがありませんでした!今後はインスト時の小ネタにしてみよ!^^
3.で、ヌースフィヨルドって結局何のことなの?
さて、わたくし日頃から「ヌースフィヨルド推しおじさん」として知られてる人には知られており、知られていない人には全く知られていないのですが。
今回「そういやヌースフィヨルドって何なん?」と改めて調べてみました。
私の推測では「ヌースってnorthが訛った言葉なんじゃないの?北のフィヨルドってこと?」とか、勝手に思ってましたが全く違いました。恥ずっ!!
そもそも「nusfjord」は村の名前でした。ネットを調べると「ヌスフィヨルド」の表記が多かったですね。ノルウェーで現存する中で最古クラス、かつ保存状態が相当いい漁村がnusfjordのようです。
今回調べてみて初めて知ったのですが、ロフォーテン諸島全体が「海に浮かぶアルプス」と言われる自然豊かな絶景で観光地として人気があり、登山やトレッキングなどに訪れる観光客が多いそうです。そうした影響から今やnusfjordも漁村というより観光地と化しており、昔のノルウェーの漁村の状態を今に伝える「村が丸ごと博物館」状態になっているとのこと。
ちなみにヌースフィヨルドの箱絵に描かれている赤い住宅ですが、これは「ロルブー」と呼ばれる漁師小屋で、今ではnusfjordを始めロフォーテン諸島に旅行した際に観光客が泊まれるコテージとして解放されているそう。
今回、nusfjordの写真をどこかからダウンロードして掲載したいなと思ったのですが、軒並み有料サイトばかりだったので断念しました 笑
逆に言うと本当に人気なのね…だって、みんな有料でもダウンロードして使いたいってことですもんね。確かに綺麗だった。
もし今後の人生のどこかのタイミングでヌスフィヨルドに行ける機会があったら写真たくさん撮ってきますわ!笑
ちなみに、ゲームの名前が「ヌスフィヨルド」ではなく「ヌースフィヨルド」になっている理由を軽く推測したんですが、恐らくネット検索用に使い分けたんじゃないかな?と思ってます。観光用の情報を知りたいならヌスフィヨルドで、ゲームを知りたいならヌースフィヨルドで、って。
皆さんも気が向いたらちょっと検索してみてください。「ヌース」と「ヌス」で記事の内容が綺麗に分かれてることに気付くはずです。こう言うところに、ホビージャパンさんの小技が光るなぁ。
4.サケとマスの違い
今回のBBに「サケ(salmon)デッキ」と「マス(trout)デッキ」が入ってるじゃないですか。
で、ふと疑問に思ったんです。「そういや、サケとマスの違いって?」と。
これも調べてみましたが、思ってたより曖昧でした 笑
そもそもサケもマスも同じ「サケマス類」ってことで大きく言うとお仲間同士。
一応、一般的な話で言うと、降海型がサケ、陸封型がマスと言う事になるらしい。サケはホルモンの影響で「スモルト化」と言って体が銀色になり、鰓からナトリウム(つまり塩分)を排出できる体になる。一方、マスはスモルト化しないまま、湖沼や河川で一生を過ごす。
…と言うのが一般論らしいのですが、日本でも釣れる山女魚(ヤマメ)はオスが淡水に残る一方、メスは降海型となり、スモルト化して海に降る。で、その海に降るヤマメのメスを「サクラマス」と呼ぶので、ちょっと事態がややこしくなっちゃうのです 笑
まぁ、このように一部例外もいるようですが、ざっくりの範囲で言えば
「サケとマスは似たもの同士。ただ、サケは海に降りて川に戻るが、マスはずっと湖や川で過ごす。例外あり」くらいで認識していた方が良さそうです。
で、これがヌースフィヨルドとどう関係あるの?と聞かれると「私も聞きたい!」が答えです 笑
最初はサケデッキとマスデッキの違いに2種の魚の特性とか影響してるのかな?と思って調べたんですが、思ってたより差異が曖昧だったという 笑
「ならノルウェーの漁業を調べたらサケとマスに違いが見つかる!?」と思って調べるとノルウェーが推してるサケマス類は「ノルウェーサーモン」と「フィヨルドサーモントラウト」らしく…
あれれっ!なんかサーモンとトラウトくっついちゃってる!? 笑
(ちなみに、一応フィヨルドサーモントラウトはニジマスの事らしいです。じゃあ厳密に言えばトラウトだね)
と、ここまで調べて「サケデッキとマスデッキの違いを生物としての習性の違いから説明することは私には無理だな…」と気付いたんですが。
まぁ、ほら、こう言う小ネタを無駄にするのって悔しいじゃないですかw
なので、今回こぼれ話を書くに当たって活用させてもらいました!
サケマスに敬礼!
という訳で、今回はボドゲーマさんのヌースフィヨルドBBレビューとの連動企画でした^^
今までこういう記事は書いたことがなかったんですが、「やはりヌースフィヨルドについて書くなら徹底して書かないとな!」と思って調べたことが、レビュー本編が相当なボリュームになってしまった事もあって、あちらに盛り込むことができず溢れてしまったので。
まさしく「こぼれ話」として、今回note記事の形でお届けさせてもらいました。
骨に付いた魚肉を削いで作った「中落ち」的に楽しんでもらえたら幸いです♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
次の記事でも皆様にお会いできるのを楽しみにしています^^