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ほうじ茶ラテの作り方

だんだんと秋が深まってくると、私はいつもほうじ茶が飲みたくなります。

沸騰したてのお湯で淹れる温かいほうじ茶を飲むと、体の芯から温まりホッとしますよね。ほうじ茶特有の香ばしい香りのファンは年々増えてきていると伺います。

そんなほうじ茶が好きな私でも、自宅で飲むほうじ茶はいつも同じ作り方ばかりでついマンネリ化しがちです。よくカフェではほうじ茶ラテをオーダーするのですが、以前は同じようなものを自宅で作ろうとするとうまくいきませんでした・・・

レストラン1899お茶の水や、チャヤ1899東京でも人気の1899ほうじ茶ラテを自宅でも作ってみたい・・・!
ということで、今回のブログでは1899流「自宅でできるほうじ茶ラテの作り方」を紹介したいと思います。店舗の作り方を可能な限り再現しました。是非皆さんもこの作り方をおうちカフェのレパートリーに加えていただけると嬉しいです!


ほうじ茶ラテには、強焙煎のほうじ茶がおすすめ

(左)いつも急須で淹れて飲む中煎りほうじ茶
(右)強焙煎のほうじ茶

ほうじ茶ラテ、と一括りに言ってもお茶の種類によって香りや味は変わってきます。今回私が自宅で作ったほうじ茶ラテのほうじ茶は「強焙煎」の茶葉です。こちらの強焙煎はミルクに負けないほうじ茶を作るために、3回重ねて焙煎されたものです。写真左側がいつも急須で淹れて飲む中煎りほうじ茶、右側が強焙煎のほうじ茶です。香りは名前の通りとても強く、色の違いも一目瞭然。茎の形状も左側のほうじ茶に比べて固くしっかりとした印象です。

強焙煎のほうじ茶を使用した作り方だと、しっかりとお茶の風味が残りミルクに負けないほうじ茶ラテを作ることができます。
中煎りのほうじ茶を使い、同じ作り方でほうじ茶ラテを作ってみると、牛乳にほうじ茶の香りがかき消されてしまい色も薄く、全体的になんだか物足りない気がします。同じ作り方でも香りや風味がここまで異なるとは・・・。自宅でほうじ茶ラテを作る時は、強焙煎のほうじ茶を使用することをおすすめします!「強焙煎」は他にも「深煎り」という名前で売られていることもあることもあるので、ほうじ茶ラテがお好きな方は是非チェックしてみてくださいね!

お家でできる美味しいほうじ茶ラテの作り方

材料(1人分)

  • ほうじ茶 強焙煎  10g

  • 沸騰したお湯 170ml

  • 牛乳 150ml  (お好みで豆乳や濃い牛乳で作っても可)

準備するもの

  • 急須

  • 大きめの耐熱マグカップまたは耐熱グラス

  • ティースプーン

  • 計量カップ

  • はかり

  • 電子レンジ

①牛乳を軽量カップで150mlはかり、耐熱のマグカップに注ぐ

②700Wの電子レンジで1分加熱(牛乳の熱さ加減は調節してください)

③急須でほうじ茶を淹れる

お茶の量 - 10g
お湯の量 - 170ml
お湯の温度 - 沸騰したてのお湯
浸出時間 - 60秒

10gのほうじ茶を贅沢に使います。作り方のポイントは沸騰したての熱々のお湯を使うことです。蓋をしめて待つ時間も、部屋中がほうじ茶の香ばしい香りで包まれてとても癒されました。

④温めた牛乳にほうじ茶を注ぎ入れる

60秒たったら、「手返し」とよばれる方法で、急須をゆりかごの様に動かして入れる動作を10回繰り返します。最後の一滴まで入れてくださいね。

ほうじ茶ラテができました!
とてもいい香りです!

このままでも美味しそうだけど、もう少しワンランク上のラテにしたい・・・
ということでキッチンの奥に眠っていたミルクフォーマーを久しぶりに引っ張ってきてスチームミルクを作ってみました。

作り方は簡単。ほうじ茶ラテの上にのせる少量の牛乳を耐熱のカップなどに入れ、電子レンジで温めミルクフォーマーで泡立たせるだけです。

このミルクフォーマーは100円均一でも購入できるみたいなので、ふわふわのミルクをラテにのせてみたい方は試してみてくださいね!

出来たミルクの泡をスプーンですくって、先ほどのほうじ茶ラテに優しくのせます。1899のほうじ茶ラテは、表面にほうじ茶パウダーがかけられているのですが、今回はたまたま家にシナモンパウダーがあったので少しふりかけてみました。

完成です!

「ほうじ茶ラテの作り方」は動画でも紹介しております。動画はこちらでご覧いただけます!

実際にほうじ茶ラテを淹れてみて

今回初めて強焙煎のほうじ茶を使う作り方でほうじ茶ラテを作ってみました。
これまで普段急須で淹れる中煎りのほうじ茶を使ってラテを作っていたのですが、この作り方だとどこか物足りなく、ほうじ茶よりもミルクの味が強くなってしまってがっかりしたことしばしばありました。しかし今回は贅沢に10gの強焙煎ほうじ茶を60秒かけて浸出させることで、しっかりとほうじ茶の香りと風味が残るラテを作ることができました!

最後に自宅にあったシナモンパウダーを上にトッピングしてみましたが、ちょっとスパイシーでエキゾチックな香りがほうじ茶とマッチしていて個人的には好きな味でした!これはリピートしそうです! みなさんもこの秋冬、このほうじ茶ラテの作り方をマスターして、おうちカフェの時間を楽しんでくださいね!

ラテ以外のほうじ茶の楽しみ方

特におすすめしたいのは「いよかんコンフィチュール × ほうじ茶」

今回は主にほうじ茶ラテの作り方をご紹介しましたが、他にもおすすめしたいほうじ茶ドリンクの作り方があります。
私が特におすすめしたいのは、「いよかんコンフィチュール × ほうじ茶」です。
香ばしいほうじ茶の中にいよかんの甘さと皮の部分のほんのりとした苦みが混ざって、いつものほうじ茶とはまた違ったお茶になります。

コンフィチュールの量はお好みで入れていただいて大丈夫ですが、私のおすすめは5gほどです。作り方も難しくなく、ほうじ茶を淹れる前にコンフィチュールをいれるだけなので手軽に作ることができます。お湯呑みにいれる時は写真の量を目安にしていただければほうじ茶の風味とコンフィチュールの程よい甘さがマッチしますよ!

コンフィチュールは固形分が少なく、フルーツソースのようにジャムよりも液体分が多いです。デザートのトッピングにもピッタリですが、お茶にも溶けやすくほうじ茶の他にも紅茶や煎茶に淹れても美味しいドリンクができますよ。よかったらこちらもお試しください。

皆さんもおうちでほうじ茶のアレンジレシピ、作ってみてくださいね!


本記事のライター:茶バリエ