クリスマスケーキにおすすめ!抹茶風味の手作りタルト
レストラン1899お茶の水で提供している抹茶タルトのおうち専用アレンジレシピを店長兼料理長の大久保に教えてもらいましたので、ご紹介します!
1899抹茶タルトとは?
カフェタイムや人気のアフタヌーンティープレートのアイテムとしてたびたび登場する抹茶タルト。和食料理人が作るこの抹茶タルトは和のエッセンスを組み込んだこだわりのタルトなんです!抹茶タルトは、あんことくるみの層と、豆腐と抹茶を使ったチョコレートの層が重なっています。豆腐を使うことでヘルシーに、そして優しい甘味に仕上げています。
材料(直径18㎝タルト型、底が外れるタイプ)
1. クッキー生地
市販のクッキー 120g(グラハムクッキーを使用)
無塩バター 60g(溶かしバター)
2. 下段
あんこ 150g
ゼラチン 2.5g(水で戻しておく)
むきくるみ 70g(ローストされているもの、軽く刻んでおく)
3. 上段
ホワイトチョコレート 120g(細かくきざむ)
絹豆腐 80g(軽く水気をふき取る)
無塩バター 30g(1㎝角程度に切っておく、室温に戻しておく)
生クリーム 150ml
抹茶 7g
4. 飾り
抹茶 適量
飾り お好み
今回はおうち専用アレンジレシピとして、タルト生地はクッキー生地と無塩バターで作ります!
5. 準備するもの
タルト型(底が外れるタイプ)
ボウル
鍋
泡立て器
ゴムベラ
茶こし
厚手のビニール袋
底が平らなコップなど
(麺棒、あれば用意しておく)
(スティックブレンダー、あれば用意しておく)
手順
手順1:タルト生地
バターを耐熱容器にいれ、電子レンジで20秒程度温め、溶かしておく。
ビニール袋にクッキーを入れ、細かく砕く。(麺棒があれば麺棒でコロコロ転がすように砕くとやりやすいです。グラスの底などを使ってもよいです。)
袋の中の砕いたクッキーに溶かしバターを入れ、全体をまんべんなく混ぜ合わせる。
上記3をタルト型に入れ、コップの底を活用して、底、側面にプレスして形を作っていく。このとき、しっかりとプレスしておかないと最後に型から外すときに崩れてしまうことがあります。
冷蔵庫で冷やし固める。
手順2:下の層 あんことくるみ
むきくるみはかるく刻んでおく。
あんこを小鍋に入れ、弱火で加熱し、水で戻しておいたゼラチンを入れ、ゼラチンを溶かす。
くるみを混ぜ合わせ、冷やし固まったクッキー生地に流し込み、平らにならす。
冷蔵庫で冷やしておく。(20分程度)
手順3:上の層 抹茶チョコレート
ホワイトチョコは刻んでボールに入れておく。バターは1㎝角程度に細かくして室温においておく。
小鍋に豆腐と生クリームを入れて温める。豆腐を泡立て器でくずしながら、ふつふつと周りが沸いたら火を止める。
刻んだホワイトチョコを入れたボウルに上記2を入れ、ホワイトチョコを溶かしながらよく混ぜる。
上記3に抹茶を茶こしでふるいながら加え、細かくしたバターを加え、よく混ぜる。ハンドブレンダーをお持ちの方はここで使ってください。ハンドブレンダーをお持ちでない方は泡立て器でよく混ぜてください。
(混ぜ終わったあとに一度濾すとダマ残りがなくなります。)冷やし固まったタルトのあんことくるみの層の上に、上記4を流し込む。
冷蔵庫で冷やし固める。(90分程度しっかりと冷やし固める)
手順4:トッピング
抹茶粉を振って完成。
レシピを教えてくれたのはこの人!
旅館を起源とするホテル龍名館お茶の水本店(創業1899年)のメインダイニングとして、和食にお茶の要素を加えることで生まれた「1899」。開業時から料理長として、様々なお茶料理に挑戦し、提供し続けている大久保将史に聞きました。
1899抹茶タルトのこだわりを教えてください。
なめらかで柔らかな食感の優しい味わいの抹茶チョコレートに、ザクザクとした胡桃のアクセントのバランスが絶妙なタルトですね!抹茶とあんこの組み合わせも大好きです。1899抹茶タルトのこだわりを教えてください!
タルトの優しい甘さは豆腐を使っているからなのですね!甘いものを食べる罪悪感が減るのはうれしいですよね。
この1899抹茶タルトにいろんな食材をトッピングして、自分好みの抹茶タルトができそうです!
今回は1899抹茶タルトのおうち専用アレンジレシピでクリスマスケーキを作ってみました。タルト生地の成形と抹茶のダマをなくす工程で、少し手こずりましたが、ぜひ皆さんにもおうちで試してもらいたいです。ちなみに、レストラン1899お茶の水では、2024年12月から2025年2月まで和紅茶を使った1899和紅茶タルトを提供中です。
CHACHACHAブログでは他にも1899メニューのレシピを紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
本記事のライター:和田麻由