【3分で読める】あなたは北風派?太陽派?
*博報堂時代の『心・技・体』…心㉕
最近、3歳の子どもが転園をして、
「行くの嫌だ行くの嫌だ」と言っています。
理由は、3歳なので色んな理由を適当に挙げるんですが、
慣れない時間と知らない先生たちと関係をつくっていくストレスを、
子どもながらに感じてるんだと思います。
子どもに対するしつけが、
仕事におけるコーチングにおいて共通していると感じます。
子どものしつけの時、または、誰かに仕事を指導する時、
僕はいつも「北風と太陽」をイメージして、
必ず自分は「太陽」の指導を意識しています。
北風と太陽の話を知らない人はいないと思います。
北風は、何とか強い風を吹いて、コートを脱がせようとし、
太陽は、ぽかぽか暖かく、コートを脱がせます。
結果は、誰もが知る通りです。
要するに、怒るより、褒めること。
僕は、仕事においては怒らないです。
怒らない、というか、否定せず基本全肯定します。
ごくごくたまーに、叱咤激励の意味を込めて怒るときもありますが、苦
それは、パフォーマンスに過ぎません。
人間、本当に怒ったら、指導せず諦めます。
呆れて、その人から離れますよね。
体育会でも、よく怒って指導効果を高めることはあると思いますが、
基本的には、否定するよりも、肯定して人の能力を伸ばす方が、絶対的に効果があると感じています。
子どものしつけも、共通していると思います。
イメージしてみてください。
毎日怒られ、否定された子と、
毎日褒められ、肯定され続けた子。
ポイント制だとしたらどうでしょう。
否定された子の自信は1日マイナス1ポイント。
肯定された子の自信は1日プラス1ポイント。
・・・それが365日続くと、
1年後、その子の自信を発揮する能力は雲泥の差になります。
1人の子は、自信が無く、自分で何も決断できません。
だって、お父さんに怒られるから。。。常に指示待ちです。
もう一方の子は、失敗をおそれず、自信を持って取り組みます。
甘やかすのは良くないと思うかもしれませんが、
甘やかすと肯定するのも、少し違います。
甘やかすというのは、なんでもOKということでしょ。
自分に指導の軸が無くてはいけません。
肯定するというのは、失敗してもなんでもOK、
ではなくて、トライしたこと、その姿勢を肯定し、
なぜ失敗したのかを一緒に考える。ということです。
そんな風に、仕事の指導は、常に太陽スタンスで向き合っています。
ただ、子どもの教育に関しては、まだまだパパ3年目なので、
偉そうに言えませんが、基本的には子育てもそういうスタンスでいこうと思います。
では、今日はこのへんで。
このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~35歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。