日本語を話せない外国人彼と日本でビジネスをする
私にはアメリカ人のパートナーがいます。
その方との間に息子が1人(11ヶ月)、元夫との間に5歳の女の子。
籍は入れていません。
この彼もまたバツイチ、前妻との間に3人子供がいる。
彼の夢、目標は自分のビジネスで食べて行くこと。
以前は前妻とオンラインで中古品販売(せどり)をしていたそう。
離婚後その役目が私に回ってきて、今もその仕事は継続してるがとてもそれだけでは食べてはいけない。
(さらに向こうに養育費も渡さないといけない)
アンティークものや、古いものが好きな彼は廃品回収業で生計を立てるべく励んでいる。
が、彼が日本で日本人相手にビジネスをするには必ず誰かの助けが必要だ。
なぜなら日本語が話せないから。
私は一緒に商売をするのはあまり乗り気ではなく、なぜかというと以前元夫と一緒に商売をしていてあまり良い経験をしていなく、離婚を決めた時には夫婦では商売は一緒にしないほうがいいんじゃないかと思っていたぐらい。笑
それでも元夫にはかなりのリスペクトの意があった。
なぜなら元夫は和食一筋の料理人、私は彼の料理が大好きだし彼の料理なしにはお店は営業できない。
だから彼の料理の価値がお客様に伝わる方法があるなら、彼の負担が少しでも無くなるからなんだってした。
ただ、今回のパートナーとのビジネスは違う。
▼未知すぎる職業(廃品回収)で分からないことだらけ
▼彼が日本語を話せないため全ての取引等を私が担う
▼彼は運転免許も日本で持っていないため商品を回収しに行く際に運転するのも私
▼それでもって売り上げの取り分けは?養育費はいくら渡す?
かなりの数のモヤモヤが私の中でよぎる。
それに加えて2人の子育て、家事、やっていけるのか自信も無い。
廃品回収業をするにあたって古物商許可証というものがあって、それを取得しないといけない。
そのことについて言い合いをして家を出てきた。
その内容とは、彼は自分の名前で許可証を取りたい。
私はそれは構わない。
それにあたって必要な書類を提出しないといけなく、その中に住民票があった。
住民票とはどんなものか、説明をしたが何を心配してるのか分からないがしつこく質問してくる。
彼:「もし僕の名前で許可証が取れなかったら?」
私:「私の名前でとればいい」
彼:「友達(ドイツ人日本語話せる)に聞いてみる。もしダメだったら彼の名前を使ってもいい」
私:「は?なんであなたと私のことなのに友達の名前を借りるという案が出てくるの?なんで私の名前じゃダメなの?」
彼曰く、前妻ともオンラインで生計を立てていて主軸が前妻だったらしく、離婚を切り出されたのでたちまち困ったと。
そういうことがまた起こった時にまた一から何かをするリスクがしんどいとのこと。
理解はできる。
けどかと言ってこれだけ私のしないといけないことが多い中で友達の名前で私がいいよわかった〜というとでも思ったのか。
納得がいかない。
私が不服そうな顔をすると、彼は僕の気持ちもわかってくれよ、僕は日本では外国人で市民権もないとかなんたらかんたら言ってきた。
とにかくその場から立ち去りたかったので、ちょっと出てくるとだけ言って1人でカフェに行った。
・彼の理想の女性でありたい自分
・でも納得がいかない自分
どうすればいいのか分からず3時間ほど1人でカフェで過ごした。