異常値に魅了されるファンを獲得するという集客方法
自分には何もないんだという人は、何もなくてもできることでまず量で突き抜けるというのはありかもしれない。
◆経験の数値化と いつでもすぐやれることで突き抜ける
他と差別化をする時に、自分の強みは何だろうと考えてもなかなかペルソナが描けないことがある。
まだ駆け出しの頃や赴任仕立ての新しい土地では自分の実績もなく、『集客する前にまずは実績を出さないと売れない』と思ってしまうこともある。しかし、実績を必要とするものはすぐには達成できるものではないため、どうしても気持ちが引いてしまうために外への売り出し方が弱くなる。
そこでおすすめしたいのが、先にこれならできるということで突き抜けて、それをいいと思ってくれるお客様に刺さるように評判にしていく、という方法をとることだ。
『たった半年で65キロ→47キロになりました!』
『3ヶ月で月収100万を達成した○○の方法』
『○○賞受賞』
客観的な数値の上げ幅、誰かからの評価だと、どうしても実績を得るまでの時間がかかってしまう。
しかし、例えば
経験:『△△年間で○○人以上の□□を担当したー』
→数えるだけですね。同じ仕事を長くしてきたのであればその間に担当したクライアントさんを数える、など『実績が何もない』ということは実際ないのであらゆることを数値化してみるところから棚卸しをしていきます。
すぐできる:『夜200ーオープンする○○屋』『朝600ー空いている自習室』『全部売り切るまで帰らないケーキ屋』『365日ライブ配信をし続ける男』『無料で有料の情報を出しまくる男』
→はい、全部ほんとにある例です
『継続を売りにする』『とことんやる姿勢を見せる』『普通こうだよね という日常の習慣を裏切る』
朝早く起きただけですね、笑 でも、朝起きられない、学校や会社の時間外でなかなか学習時間を捻出できないという悩みを抱える人からすれば、これも立派な異常値です。また1つ目は実際に昔住んでいた場所で『夜中から開店する中華料理屋さん』というのがあって、そんな時間から始まる中華料理屋さんというだけで(もちろんお料理もおいしかったのですが)なんだかワクワクしてしまう大学生たちが足繁く通っていました。『こんな時間から始まるなんて、意味わからないよね』といいつつ、深夜に寒い思いをしながら行列に並ぶ、人に話したくなってしまう、そんなお店でした。
ライブ配信も、実際1日も欠かさずに配信をされている方がいます。それだけで、もう気になってしまうのです。なぜそんなに1つのことに入れ込んでいるのか=この情熱が異常値です。
『意味わかんねー🤣🤣』
って言われるようになること、実はここにクチコミしたくなるポイントがあると思います。
多くの人にいいねって思ってもらえる数は少ないかもしれません。しかし、『何それ、おかしいと思うけれど面白い🤣🤣』というセンサーでついたファンはだいたい感覚が近いのでなかなか離れません。そういう『すきすぎる』という熱量を発信していくことが、一番同じように自分と同じものをこよなく愛する人の心を一番捉える力を持っているのかもしれませんね。