職業、「ファン」で生きていく/大好きは創作意欲の源泉に
来年の春の独立が決まりました。
10年間、勤めてきた仕事も楽しく、やりがいもありました。それでも、全く独立など考えたことのなかった私が住む場所を変え、仕事を変え、会う人を変えようと決めたのは、1年前に出会った先生がきっかけだったのです。
来年から、住む場所が2つになることが決まったのはつい2ヶ月ほど前
片方は京都。昔からずっと好きだった場所に、「そこが好き」という理由だけで職より先に住むエリアが決定しました。
もう一つの職場はおそらく博多。
なぜ博多なのか。
そこには、オンラインサロンで出会ったみんながサロンメンバーで作る新しいまちづくり を始めようとしているからです。夏にオンラインサロンのオーナーが移住したのをきっかけに、オーナーについて福岡に移住したメンバーが数名。ついで後のメンバーも続々と遠くない未来に博多入りを表明しており、博多に会社を設立する人まで現れるというw
仕事の中身より先に、働く場所が決まる。一緒に働く場所が決まる。どうやら私はその内容よりも「誰と働くとワクワクするか」のように惹かれるらしい。
この3ヶ月くらいの期間、私は大好きな人たちと 一緒にプロジェクトや来年の仕事の下地を作る準備をするようになりました。調べながら作業をすることが大半なのですが、知らず知らずのうちに知識は増えてできることが多くなっていくことに喜びを感じながら、イベントページの作成や進行などのお手伝いをさせていただくようになりました。平日は会社から帰ってきて夜の作業時間を捻出し、朝が苦手な私が1秒でも早く起きて作業したいと思うようになり、やりたいこととやる必要があることが多すぎてアップアップしながらも「生きている」という実感を毎日気持ちよく感じながら作業に没頭する日々を送るようになりました。そして来年からは、一緒に事業を立ち上げようと声をかけていただきました。
1会社員として働きながら、休日とそのほかの時間はサポートのお仕事にコミットする。作成意欲の根底にある「このひとと働きたい」「このひとをもっと多くの人に知ってほしい」「この人が大好きだ」という溢れんばかりの思いを噛み締めながら、大好きな人の力になれる、近くに身を置けることってこんなに楽しいものなんだと日々感慨に浸っていますw
ある時オンラインでの打ち合わせの際、私がついていこうと決めた先生がこんなことを言ってくれました。
「今度ね、一緒に写真を撮ろうよ。女子二人がね、一生懸命頑張って汗かきながら何かやってるって面白いよねw」
その言葉を聞いて、
「ああ、こんな風に 自分のいる未来を こんなに嬉しそうに話してくれる人がいるって本当に幸せだな」と。
そのとき、私はファンを職業にしようと決めました。
誰よりもそのひとの思いを表現し伝えられる。
誰よりもそのひとを慮れるひとになる。
誰よりもそのひとの痒いところに手が届く。
「将来は何になりたいの?」から
「将来は誰と一緒に痛いの?」へ。
そんな働き方があってもいいんじゃないかと。
誰にも頼まれていないのに、熱くなって、一生懸命になれて、のめり込むことができる仕事。それが職業「ファン」 を選択したひとの 最大の強さ何だと思います。