サウナへGO!
突然だが、最近サウナにハマっている。
きっかけは5月中旬、近所にスーパー銭湯ができたからだ。
サウナに入るための設備が割と揃っており、スタジアムサウナかつ、20分おきのオートロウリュ、外気浴のためのベンチや畳のスペース、リクライニングチェアなどが充実している。
もちろん今までもサウナに入ったことはあった。ただ、毎回以下3点が理由でハマってはいない。
・サウナの熱さに耐えられずやめる
・冷水につからない。むしろ何故みんな冷水につかってるのだろうか?
・外気浴をするなんて発想がない。
これではただ熱いだけであった。
僕の好きなアーティストでLucky Kilimanjaroという人たちがおり、その楽曲のなかで、SAUNA SONGという好きな曲がある。
それを聞いてるときに、「サウナを題材にした曲を発表するなんて、何がそこまでサウナへと人を駆り立てるのか!?。」と気になっていた。
アメトークのサウナ芸人を見たときや(SAUNASONGがBGMで使われていた)、知り合いがインスタでよく「ととのいました」とストーリーを挙げているので、気にはなっていたが、コロナもあり実践するタイミングを逃していた。
「ととのう」ってなんだろうと気になり、サウナの正しい入り方を調べ、試してみる。
①湯船につかる
②サウナに5~6分入る(初心者なので)
③冷水に1分つかる
④外気浴10分
②~④を3セットやると、ゾワゾワと何かがやってきて、もう何も考えられないくらいの心地よい感覚が訪れた。
とても幸せな気持ちになった。
世の中でサウナを愛する人たちのことを理解する。
僕は仕事が忙しい時には、たまに家に帰って「あれしないとこれしないと」と思い出すことがある。
さらに、日常の考えなくていいことを考えてしまう時に、サウナでととのってしまえば、完全に強制リセットできることがわかる。
これは自分に必要なことだと理解した。
仕事を忘れる趣味なんて人それぞれだけど、ある人はゲーム、ある人はカラオケとある。
それが僕にとってはサウナと筋トレなだけである。
ファーストととのった(あえてファーストキスみたいなニュアンスで)日から、隙あらば近所のスーパー銭湯のサウナへいき、ととのいたくなる。むしろ、別の施設のサウナも通う。
今は週3~4日のペースでととのいにいっている。
仕事のストレスも、筋トレの疲労もぶっ飛ぶのだ。
睡眠の質があがり、肌はツルツルになるし、ずっと悩まされていた肩こりまで改善された。
ただ、唯一の気になった点は、髪が若干傷んだように感じた。
行きつけの美容師(お友達)からも髪の毛は熱に弱いと聞き、サウナハットをアマゾンで購入する。
サウナハットを被る人たちが何の意味があってやっているのか?
それは髪の毛と頭皮を守るためだったのだと理解した。
そして先日、このサウナハットがアマゾンから届き、早速ウキウキしながらスーパー銭湯へと向かう。
サウナへ入る前での準備を終えて、サウナハットを被りサウナへ入る。
目の前に、前の職場でお世話になった先輩が現れる。
仕事でしんどい時はフォローしてくださり、時には僕の成長のために厳しくいっていたただき、時には兄のように接してくださる。
そんなお世話になった先輩と久しぶりの対面が、まさかのサウナハットを被り、あとは全裸というなんとも間抜けな格好での再会だった。
前を隠そうにも僕の装備はサウナハットのみだった。
「お久しぶりです!まさかのこんな場面での再会失礼します。」と挨拶するが、頭隠して尻隠さずどころか、頭隠して何も隠さずだった。
筋トレで仕上げているので見られても恥ずかしくないが、なんだか滑稽な再会だ。
先ほどの写真のサウナハット似合ってるでしょ?でも首から下は全裸なのだ。
先輩と話したいことはたくさんあるがここじゃない!
なんでこのタイミング?
こんなはずでは…
などなど色々な想いが頭の中をめぐるが、それも外気浴でととのっている間に強制リセット!
そんなハプニングもありつつも、僕は次の休みもサウナへ通うだろう。