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結局一流の男ってどういう男なのよ~「一流の男」商法にムカついているあなたへ~

前置き~一流の男の特徴と作られる要因とは?~

『一流の男は○○だ!』
『一流の男は○○をしない!』

書店に行くと、このような一流の男についての本が並んでいます。
それはもう雨後の筍のように、作家志望といいつつもまったく作品を書かない奴らくらい、数多くございます。
しかし、私は気になりました。

「結局一流の男ってどういう特徴があるの?」
「何が一流の男を作っているの?」

ひどく気になったので、アマゾンに転がっている本のタイトルを一通り調べてまいりました。

才能と信念がある。
お金の稼ぎ方を知っている。
身だしなみを整えている。
体調管理がなっている。

このように的を得たものもございます。
しかし、首をひねるようなものもあるのです。
それをいくらかご紹介します。

一流の男の特徴

爪を手入れする

一流の男は爪を手入れなさるそうです。
JKかOLみたいなことをなさるんですね。一流の男のくせに。
それにしても連日ネイルサロンは女性で大人気でございます。
しかし男の方がネイルサロンにきて爪の手入れをなさっているご様子はお見かけしません。
一流の男が爪を手入れなさるなら、なぜネイルサロンにいらっしゃらないのでしょうか?
「一流の」男なのにネイルサロンに行くほどのこだわりや金がないのでしょうか。そこまでのこだわりや金がない人を「一流」と呼んでよいのでしょうか。三流の女にはわかりかねます。

強い胃腸のつくり方を知っている

一流の男は強い胃腸のつくり方を知っているそうでございます。
強い肝臓のつくり方を知っているのではダメなんだそうでございます。

胃腸ではないといけないそうでございます。
強い肝臓を持っておけば飲み会の時に強い酒を要求されても平然と飲むことができて信頼度が上がり、成功に近づく気がしますが。
そんなことより、強い頭脳のつくり方をお学びになられた方がよいのではないでしょうか。もう既に持っていらっしゃるから、わざわざ言わないのでしょうか。謎です。

ハンカチを2枚持つ

一流の男はハンカチを2枚持つそうでございます。
私が中学受験の塾に通っていたころ、汗っかきでハンカチを4枚持つ講師の方がいらっしゃいました。
あの人は、一流を超えて超一流だったのでしょうか。
どうみてもさえないおっさんだった気がしますが。

精力が強い

一流の男は精力が強いそうでございます。

……そうでございますか、もう勝手にしなさい。

銀座のママが惚れる

一流の男は銀座のママに惚れられるそうでございます。
歌舞伎町のキャバ嬢でも女性社員でもいけません。
銀座のママでないとダメなのだそうでございます。

ちなみに、ここまでの一流の男の特徴をまとめますと、
・爪を手入れしていて
・強い胃腸のつくり方を知っていて、
・ハンカチを2枚持ち、
・精力が強い

男となっております。

……銀座のママさん、あんたほんとにこういう男が好きなんですか?
三流の女である私ですら惚れる要素が見当たらないんですが。

それにしても一流の男は何人いるのでしょうか。
仮に100人いたら、銀座のママさんは100回恋をしているはずです。
心が持つのでしょうか。大変ですね、銀座のママさんって。

一流の男は何で作られるのか


さて、次からは一流の男は何で作られるのかを見ていきたいと思います。
これがまあ意外と少なかったです。

非情がつくる

まあ、マキャヴェリズムも時には必要ですわな

孤独がつくる

まあ時には一人で行動して決断することも大事です

松平家の教えを知っている

一流の男が何で作られるのかというのをまとめた本は以上ですね。
まとめると、一流の男は非情と孤独と松平家の教えがあればなれるそうです。

人に情けをかけられないほど性格が悪く、友達のいない男性の皆さん、朗報です。
一流の男は非情と孤独と松平家の教えがあればなれます。
皆さん、後は松平家の教えを知りましょう。学びましょう。

最後に、とっておきの一流の男になる本を紹介しましょう

女次第

なんと、一流の男と三流の男を分ける差は女にゆだねられているそうです。
いやあ、すごいですね。
一流の男は責任を女にぶん投げるんですね。
自分の才覚で一流になろうなどおこがましい。
努力で成功しようなどもう遅い。
全ては女だ、女が決める。
俺が一流になれないのであればそれは全て女のせい。
その主張、フェミニストが聞いたらどう思うでしょうか。

まとめ

一流の男は
・爪を手入れしていて
・強い胃腸のつくり方を知っていて、
・ハンカチを2枚持ち、
・精力が強い
・銀座のママに惚れられている
という特徴があります。

また、一流の男は
非情
・孤独
・松平家の教え
があればなれるそうです。

しかし、一流になれるかどうかは女次第という話もあります。

まあ、一流の男になりたい皆さんもビジネスはほどほどにして、爪の手入れに励み、松平家の教えを知り、女に成功させてもらったらいいのではないでしょうか。

この記事が好評でしたら、似たような記事を書こうと思います。
次回あたりは『フランス人は10着しか服を持たない』系列の本から学ぶ「日本人は外国人に何を押し付けているのか」の研究しましょうかね……

それでは、アスタラビスタベイべー。

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