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アフターコロナだろうが移動は死なない

交通事業者の半分が倒産!?

公共交通ヤバイですよマジで。
日本モビリティマネジメント会議では、8月中旬までに事業者半分が倒産の危機とか言ってます。恐ろしい。

4月は新幹線などの都市間交通は約9割減、電車やバスなどの都市内移動は約6割減だったそうです。

幸い緊急事態宣言が解除されたので、半数が倒産なんてことにはならないでしょうけど、新しい生活様式には「移動は控える」なんて書かれていることもあり、交通事業者も悲観的な見方をしているようです。

さらに、テレワークもある程度普及したことで、満員電車の馬鹿らしさや、人に合わなくても仕事やプロジェクトが進むということに多くの人が気付きました。

移動=幸福

しかし!移動大好き人間としては、歯痒い思いです。本当に。
旅がしたい。旅がしたい。旅がしたい。
出歩きたい。行ったことのない世界をこの目でみたい。肌で感じたい。

そんなことを思っていたらこんな記事を見つけました。

ざっくりまとめると、新たな場所に移動することが幸福度を高めるらしいっす。そんで幸福度が高いとさらに移動するようになると。

やっぱり!という感想。
僕の周りにいる幸せそうに生きてる人はめちゃ移動している人が多い。

歩くと幸福で頭もよくなる

さらに移動に徒歩を絡めると、幸福度だけじゃなく脳にも良くなります。朝の20分のウォーキングで脳が活性化する物質であるBDNF:脳由来神経栄養因子が分泌されるそうです。DaiGoが言ってました。

ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズがめちゃめちゃ歩くってのは有名な話ですね。

WEB会議をすると移動が増える?

コロナで非常に増えたのがZOOM会議ではないでしょうか。
僕も連日連夜やっていますが、全国の人とすぐに繋がれるのは本当に便利です。

ではZOOMがあると、わざわざ遠くに移動し、直接会いに行くような需要は減るのでしょうか?

おそらく逆だと思います。

総務省がまとめた「デジタル化による生活・働き方への影響に関する調査研究」では、携帯電話の普及によってコミュニケーションが取りやすくなり、対面で会う機会も増えた。とありました。

なんか素敵ですよね。
直接会う必要がなくなったのに、もっと会いたくなるんです。

ZOOM飲み会とかやっていてもいつも最後には「あ〜直接会いたいね〜」と誰かが言ってみんな深く頷く場面がみられます。
ZOOMでつながりやすくなったからこそ、コロナ前より移動が増える可能性を秘めていると僕は思います。

コロナによって移動は変わる

コロナによって大きく変わったことは、個人の幸せに対する価値観だと思います。ゆったりと過ごす時間を強制的に味わうことで、自分にとって大事なことに向き合った人が多いのではないでしょうか。

人の価値観がより幸福度を高めることに向かうのであれば、徒歩や自転車移動、そして近〜中距離の旅行が増えるだろうと予想します。

逆に、今まであった通勤・通学は減るでしょう。
都市内交通は苦しいかもしれません。

人が幸せに向き合った結果
「望んでいない移動」が減り
「自らが望む移動」が増えるってことなのかな。

それらを加味すると、多くの人が徒歩や自転車で移動しやすいまちを作ること、旅するように暮らす人を迎え入れる環境をつくることが、幸福の総和を増やすアフターコロナのあり方なのかな〜?

ううむ、もうちょっと考えてみよう。

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