木漏れ日
突然ですが。
木漏れ日が、すきです。
ここのところ、そう思うことが多くなりました。
陽の光と 緑の存在を 足元で感じながら、のほほんと歩く時を 愛おしく思います。
木漏れ日の中にいると、おかしなことなんかなくても、ふふっと笑いたくなります。
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ふふっとしながら思い出しました。
佐賀県の有田町に、「木もれ日」というカフェがあります。
竜門峡という、それはそれは風光明媚な山あいに佇む 素敵なカフェです。
店内は 段々畑のようなつくりになっていて、どの席からも、窓の外に広がる木々を眺めることができます。
まるで美しい景色を ひとりじめしているみたい。
まさに “木もれ日“ の中にいるようです。
静かに、ゆったりと、時が流れる場所です。
有田Loveの私は、昨年の9月に旅行へ行った際に、友人と何時間もここで過ごしました。
この写真はその時にいただいたランチです。
辺りの澄んだ空気ごと、頬張るように いただきました。
こちらは 食後にいただいたカフェラテ。
口をつけるのがもったいなかったなぁ。
もちろんカップは有田焼です。
美味なる焼きたてパンも、しっかりお持ち帰りしました。
パンの写真は撮り忘れてしまいましたけれど。
毎年 楽しみにしている有田旅行。
今年は紅葉の季節に行くつもりで、一年前から宿の予約をしていました。
現実逃避をするかのように、行ける可能性を信じてみたりするのですけれど、どうでしょう。。
いずれにしても、次に行ける日が待ち遠しいです。
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季節は巡り、今は新緑が織りなす木漏れ日が 美しい時季になりました。
この状況下、私はちょっぴり複雑な思いを抱えながら、出勤して仕事をしています。
でも今日は、お気に入りのスカートを履いて 木漏れ日の中を歩いたら、気持ちが ふわっ とほぐれました。
心のしなやかさを取り戻せる場所のようです。
お天道さまのあたたかさと、木々の生命力を感じた ひととき。
日常の中にある ちいさなしあわせを大切にしたいと思います。