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ブルーライトは目に悪い?
なんとなく「ブルーライトは体に悪い、目に悪い」と思っている方は多いかもしれません。
実際はどうなのか。気になったので調べてみました。
ブルーライトとは
ブルーライトとは、私たちの目に見える光のうち、青色の光のことです。
波長が380~495ナノメートルほどと、可視光線のなかでももっとも波長が短く、エネルギーが強いことが特徴です。
パソコンやスマホのモニターから発せられる光だけではなく、当然、太陽光にも、ブルーライトは含まれています。
ブルーライトは目に悪いの?
一般的にデジタル機器から発せられるブルーライトはよくないものと思われがちです。
実際、ブルーライトカット機能のついた商品は、「ブルーライトから瞳を守る」「眼精疲労を軽減する」「眼球へのダメージを予防する」などと、謳われています。
しかし、日本眼科学会ら6団体が連名で発表した「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」によると、デジタル端末の液晶画面から発せられるブルーライトは、曇りの日や窓越しの自然光よりも少なく、網膜に障害を与えることのないレベルだそうです。
また、ブルーライトカット眼鏡をかけることで眼精疲労が軽減されるのかを調べた、最新のランダム化比較試験では、効果は認められませんでした。
実は、ブルーライトが目に悪いという科学的根拠は、いまのところないのです。
「ブルーライトカット」の弊害
むしろ、ブルーライトをカットすることでデメリットもあるそうです。
とくに子どもにとっては、太陽光は心身の発育に必要なものです。
十分な太陽光を浴びない場合、子どもの近視が進むリスクが高まることがわかっているそうで、意見書では「ブルーライトカット眼鏡の装用は、ブルーライトの曝露自体よりも有害である可能性が否定できない」と指摘し、「小児にブルーライトカット眼鏡の装用を推奨する根拠はない」ことを強調しています。
まとめ
デジタル端末の液晶画面から発せられるブルーライトの体への悪影響はごくわずかで、その信ぴょう性も定かではないようです。
むしろ、ブルーカットメガネをかける等の過度の対応がむしろ体に対してデメリットとなる可能性もあるようです。
ブルーライトを悪者扱いせず、正しい情報を入手して上手に付き合っていくことが大切なことだと思います。