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一審判決を公開します。そして思うこと。
AV事業者から訴えられている事件について、本当にたくさんの方からの応援、ありがとうございます。
2日前からカンパのお願いをしたところ、たくさんのカンパと温かいメッセージをいただき、そのひとつひとつがうれしくて、励まされ、感動しています。
自分のことを多くの方が見てくださり、心配し、応援してくださっていることを知って、胸が熱くなり、涙が出ました。見てくださる方は見てくださっているんだなあ、
裁判支援カンパのお願い。AV事業者から提訴された訴訟(次回裁判は8月3日)
皆さま
みなさま、いつもお世話になっております。
私は弁護士として、またNGO活動を通じて、若い女性に深刻な被害が発生しているAV出演強要問題等のAV被害に取り組んできました。
2018年1月にAV事業者が、ある女性の警察への被害申告を受けて淫行勧誘罪で逮捕され、AV出演強要問題に関する社会的議論が盛んになったタイミングで、「出演強要をする加害者はみんな、陰に隠れず責任をとってほしい」と
伊藤詩織さんをめぐる誤った情報について
漫画家などへの名誉棄損訴訟を提起したジャーナリストの伊藤詩織さんへの誹謗中傷がまだひどいので驚いています。
木村花さんの事件があったばかりなのに、どうしてこんなひどいことをいうのだろう?と悲しくなります。
こうした伊藤詩織さんへの誹謗中傷には私やヒューマンライツ・ナウとの関係について事実に反する主張を展開する言動がしつこく続いています。
あまりに事実と異なり、ばかばかしいですが、黙っていると
シンデレラ・コンプレックスを克服する。
女性の多くは、「いつか白馬に乗った王子様が現れる」
そんな期待を小さいころから脳内に深くインプットしているのではないだろうか。
だいたい、小さい時に「シンデレラ」などを読むのが悪いのであり、何の努力もなしに、ある日突然王子に見いだされ、人生が変わり、救済され、幸せになる、という虫のよいストーリーにあこがれ、自分にもそんなことが起きると信じてしまうようになる。
そうした刷り込みは、他力本願で自
どうして女性差別と戦うの?
(イラストのひまわり、弁護士バッジのモチーフです)
今、私は女性の権利の問題に取り組んでいるのですが、実は昔からフェミニストだったというわけではありません。(ちなみに、今もフェミニストと名乗ってません)
「なんで伊藤さんは弁護士になったんですか?」と小島慶子さんとの対談で聞かれて、図らずも生い立ちをこの本で少し語ってしまったのですが、
小さいころはとにかくおとなしくて引っ込み思案な子ど
名古屋高裁の判決を受けて思う。
19歳の娘に性虐待を続けた父親が無罪。私の生きている世界‐司法の世界がこれほど血も涙もないのかと怒りがこみあげてから一年。名古屋高裁で逆転判決が出ました。
私は岡崎の判決直後にこの判決についてヤフーに記事を掲載
当時は、日本中で女性たちの間から、声には出せない苦しみや怒り、絶望やうめきのようなものが巻き起こっていました。それがフラワーデモにつながった。
私は夏に、この事件を契機に著書
なぜ
AV事業者が私を提訴。裁判で私の主張を伝えていきます。
みなさま、
私事で恐縮ですが、AV事業者から名誉棄損で訴えられてしまいました。
AV出演強要をする加害者たちはみんな、陰に隠れずに責任を取ってほしい
という趣旨の発言をTwitterでした、それが自分の意図とは全く違う方向に歪められてしまいました。
一審で勝てると思っていましたが、なんと5万円だけ賠償が命じられてしまいました。私はこれを不服として控訴しました。この件で私は懲戒請求も受けており