読書記録『嫌われる勇気』〜軽やかに生きる
今年一番衝撃を受けた本になりそうです。アドラー心理学、理解できなかった記憶しかないのですが、とてもわかりやすく対話形式で書かれていました。何があなたの自由を奪うのか? 他者との関係性の中に生きるしかない私たち。全ての悩みは根深い対人関係、からの脱却。あなたは脆弱な存在じゃない。自分で最善を選ぶ、その力がある。
嫌われるを怖れない=嫌うかどうかは他者の自由
AだからBできない・・・Aさえなければ有能で価値があると言いたい。例えば自分が結婚できないのは両親が離婚したせいなど、自らを説明し納得させてしまう。今のままが楽、踏み出すのは怖い、現実的な努力はいや、上手に言い訳を探し、自分にも周囲にも納得させたふりをしていること確かに多いです。
選んだのはじぶん。じぶんの承認欲求への気づき。
選ぶとは、善悪や道徳でなく、勇気、の問題。
課題の分離・・・
自分と他者の課題を見極める。自分軸って難しいけど、自分と向き合うって大事。共同体感覚で見ること。感情や欲求に流されず、少し高いところから観るといい。
課題の分離ができず、承認欲求に振り回される人は、他者に合わせようと必死ながら、自分しか見ておらず、自分に執着している。他者の課題には介入せず、自分の課題には介入させない。他者の評価は、他者の課題。
自らの価値・・・
自己受容、自他信頼、に基づく共同体感覚があれば承認欲求はなくなる。
どうすれば価値があると思えるか?共同体にとって役に立つ、貢献できていると思えるとき。目に見えなくていい、自己犠牲もしなくていい。横の関係にて、評価でなく、素直な感謝や尊敬をおくりあう。
とてもフラットなじぶんに出会えました。全エネルギーをじぶんに戻そう。取り戻せます。何が与えられているかでなく、どう使うか。自分の課題ではないことには、明確な境界線をはることにしました。特に、繊細な人が共同体感覚は強いと思うから、受けても翻弄されにくくなりそう。
あなたは『あなた』のまま選びなおせばいい。
未来の不安、過去の後悔を見ずに、いまに集中!!
これってナチュラルな幸福。おすすめです。
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