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読書記録『超ミニマル・ライフ』

今回は四角大輔さんの著書を読んで感じたことです。私自身、半年ほど、ミニマルな暮らしを目指す中、改めて定義を見直し、より広く高い目線を得ることができました。世のなかの流れを変えたいという気持ちがたくさん伝わってくる本でした。

 生きるは苦だと失意の底から、意識や行動をある方向にシフトすることで、苦境からもシステムからも抜け出し、生まれて良かった、楽しいへ変化したとありました。ある方向とは、減らす・手放す・軽く・削ぎ落とす・・・引き算し生き方をミニマルにしていくことだそうです。

◉気づき

ミニマル

シンプルは簡素化して特徴をなくすこと。ミニマルは、極限まで削ぎ落とし、特徴を際立たせること!(私、わかっていませんでした。)
「リソース」を最大化し、すべてを一番大切なことに集中投資すること。本来の自分を取り戻すための「自分彫刻」

足るを知る

あらゆることを削ぎ落として、ミニマル化する。身の丈を超えたり、誰かの美の基準に振り回されない。渇望感を刺激するのが資本主義だ。そのために過度の労働に陥らない。拡大成長を望まない。身の丈ポイントを探すコツは、ギリギリまで削った後、少し戻し、心地いいラインを見つけるそうです。

◉実践したいこと

① 「睡眠・休息・食事・運動・遊び」を徹底。
② ライフコストの割り出し。最小限化へ。月15万で暮らし、労働時間も抑える。
③ ②以外の時間を創作に費やす。
④ ③ではマネタイズを考えない。

「ライフワーク = 一生かけて究め続けたいテーマや成し遂げたいこと」
不条理な社会システムや学校、消費文化、資本主義、さまざまな違和感を怒りでなくライフワークへ向けていく。内なる部分と向き合い、探そうとする意思を持って生きれば、あなたも私も、いつか真のライフワークに出会えます。

さて本書で至る所に登場した、足るを知る、古代中国の老子道徳経の中にある、一番好きな言葉。心がけているけどできていない私のライフワークの一部です。老子は余計なことはしないようにと言います。何千年も前から、人類の課題が見えていたかのよう。ひとの性なのかもしれません。
この本にはミニマル・ライフに向けて具体的な情報が他にもたくさんありました。気になる方は、老子道徳教も合わせて読んでみて下さいね。


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