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読書記録『手放す練習』
ミニマリスト しぶさんの本です。ミニマリスト、この言葉の色々な側面に惹かれていく人は多いのかと思いますが、思わぬ発見もあったので記しておきます。
・持てるけど、あえて持たない
ドラマの主人公の言葉に「納得できないものを選ぶくらいなら、不便を選ぶ」と。『余白』を持てる余裕。貧乏人は余白なくものを敷き詰め、情報を増やす、とありました。これは単に、所得や所有物に限らず、自分のエネルギーにも言えること。余計な人間関係、過去を憂い、未来の心配。潔よくあることが、ミニマルにあるコツかと。
・ミニマルライフコスト
1ヶ月に最低限必要な生活費を数字で把握。しぶさんは月6万だそう。金額云々弱て、目的は把握。その過程で、気づきも多かったし、手取りから逆算してやってみたら、案外、無理なく暮らせたりもする。そのうえで仕事の仕方を見つめるといい。行きたくない職場に、毎日行かなくてもいいかもしれない。フリーランスや経営も視野に入る。
・もっと余白を楽しんで
また『余白』。これは本当に大事なんだと思う。スケジュールを埋めたい気持ちなんかも同じかもしれない。センスもないのに、飾ってみたりする。そこで『何を止めれば、自分が楽しめるのか』余裕がない視野が狭い、の真逆をあえてする。空間に何もないスペース作り、眺めているのが楽しくなったし、買い物抑制効果もあった。
・背負うカバンが重くなるほど意志力が奪われて、無駄遣いが増える
私のカバンはまだまだ重いけど。部屋のもの、衣服、選択肢が増えるほど、意志力は確かに発揮できないのはよくわかる。ダイエットにも関係あると言われたら、ますます気になる。カバンや部屋がごちゃごちゃしていたら、確かに、節制できず太りやすい環境を自ら作ることになる。モノを減らす思考は、誘惑やストレスが少なくなる。モノを減らせば、体重も減る、はあるのかも。
・敏感すぎる人ほどモノを減らすべき
HSPや内向型の人は刺激に敏感で疲れやすい。どちらがいいかという話でなくて、まず把握することが大事。検索すれば、簡単に調べられる。気づいていないための生きづらさは、もったいない。モノを減らしたら、感度の高さは強みとなる。深い観察力を、物作りや執筆に活かせるとは、心強い。
・『生産』こそが『消費』の盾
誰かのコンテンツを消費するだけでなく、自分で何かを生みだすことが消費の抑制となる。ここは目からうろこ。インプットしすぎていたところから、反転できた。アウトプットフェーズに入ろう。シェアする精神も良いと思う。
⭐︎まとめ⭐︎
把握(自分をわかる)→ 余白を楽しむ(余計を落として自分を楽しむ)→アウトプット(自分を生かして調和する)
良い本と良いタイミングで出会えました。ありがとうございます。