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協調性がない子という呪い
最近この歳になって気づいたのは、自分がある呪いにかかっていたこと。
それが「協調性がない子」という呪いでした。
恐らくそれは、初めて集団行動をした幼稚園児の頃に、お友達ともっと遊ぶように指導されたことがきっかけでした。
当たり前のことですが、ある価値観は、環境次第では場を乱すことにもなり、イノベーションを起こすことにもなる。
自分が間違っている可能性はいつも考えるけど、だからといって相手の言うことを100%受け入れる必要もないでしょう。
増してや正しいことが求められる職制でそれを遂行しようとしたら協調性がないと糾弾される。
そりゃ頭おかしくなるわ。
自分に合った職場環境と人間関係を選ぶことの大切さ。
自分の苦手を最小限に抑えながら、自分の「強み」を活かせる方向で。
なんて。むず痒くなるけど、やっぱり私は「正しい」のだろう。
多様性という言葉が闊歩する世の中だけど、誰しも自分と違う価値観には一瞬の恐怖を覚えるのは致し方ないのかもしれない。
それでも、諦めたくないなあ。
2021年7月10日
私は私の「正しさ」を胸に秘めた形で「全体の奉仕者」から「利他主義の職業者」になれるよう、その手段を追求しようと思う。思います。
最後に、私が仕事辞めることを知った新人時代にお世話になった人から電話かかってきたときに、言われたこと。
「お前、宝くじ当たったのか??」
笑いました。
あまり仕事で悩むタイプでないと思われていたようです。確かに昔は悩んでも自分でどうにもならないことは、引きずるタイプではなかったことを思い出しました。
仕事をしていたら常に自分らしくいることは難しいけど、より自分らしくいられる仕事を選ぶ自由はある。
今のこの環境に感謝しながら、日々邁進していけたらと思う今日この頃です。
〈おわり〉