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東南アジアと日本のライドシェアにおける実装スピードの差から分かること
最近は東南アジア諸国に行く機会が多く、現地の移動における便利さを感じています。大きな要因として、ライドシェアの発展が挙げられます。シンガポールはもちろんのこと、ベトナムやインドネシアなどでは特にバイクのライドシェアが普及しています。
ライドシェアとは、一般人が自家用車で乗客を乗せる有料サービスを指します。業界大手としては、UberやGrabなどが挙げられます。
これまで東南アジアには渋滞など不便なイメージがありましたが、状況が変わりつつあります。
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インドネシアのジャカルタやベトナムのハノイなどの都市では渋滞が日常的に発生していますが、意外にも移動においては便利になってきています。
例えば、Grabなどの配車のバイクでは、今いるところから目的地までピンポイントで行けるため、とても便利です。バイクのドライバーも20代から30代ほどの若い人たちが多いことも特徴です。
ポイントは、その国のローカル言語を話せなくても、移動に問題がないことです。実際に行き先をアプリで住所または地図上で選択するのみなので、海外旅行時に言葉が通じない心配もしなくていいことです。バイクの配車であればタクシーよりも捕まえやすく、料金も半額くらいの料金のため、利用しやすいです。
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業界の動向としては、東南アジアでのライドシェアサービスの競争が過熱しているのが現状です。ベトナムであると、Uber、Go-Viet、Beなど、多くのライドシェアサービスが参入しており、ユーザーを奪い合いが発生しています。
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