取らぬ狸の皮算用
どうも、2年目になった私です。元気ですか。
去年の今頃やと同期と毎日一緒に研修を受けてる時期かな。結構楽しいよなー大学の延長みたいやのにお給料まで貰えるし。
相変わらず「取らぬ狸の皮算用」的な所があるから、結論だけ先伝えとくと、そこからの社会人1年目はほんまにロクなことが無い。ちょっとくらい希望くれよって言われそうやけど社会はそう甘くない。
ただ、絶対に伝えたいことが1つだけあって、しんどいと言いつつもなんやかんや乗り越えていけるあのガッツは健在です。そういう所がモテへんねんとかいうツッコミは一旦置いとくけど(笑)
だから落ち込みすぎずにこれから伝える未来を受け入れて欲しい。
じゃあ具体的にどんなことが起きるか?
まず、配属がまさかの経理になる。
食品メーカーに入ったのに?!会計学泣くほど嫌いやのに?!って戸惑うけど、まじで経理になる。同期の前では必死に涙堪えてぎこちない笑顔作るけど、一目散に部屋を飛び出して帰りの電車で号泣する。
強がりのくせして傷つきやすい私らしさ満点の行動。
まだ分からん未来に色々期待しすぎて、その期待通りにいかんくてめちゃくちゃ凹む、みたいなのがいつもの流れやん?
今回もまさにそのパターン。期待のしすぎはあかんってあんなに学んだのにやっぱりちょっと期待してもたんよ。まさに取らぬ狸!
ちなみにその後はOJTの先輩とソリが合わず8年ぶりに体を壊す。お局様から何かと嫌味を言われ、会社の体勢の古さに嫌気がさす事もある。おじさんばっかりで気を遣いまくるだけの飲み会に行かなあかん日も、理不尽すぎる理由で怒られる日もある。たった1円を合わせる為に丸1日費やす日もある。
思い描いてたOLはもっとキラキラしてたよなあって?
ほら、また期待し過ぎる癖が出てる。
「新入社員」ていう響きは希望で満ち溢れてるのに、実際は地味な仕事ばっかで想像以上に自分が何も出来へんことに気付かされる。1年目なんてそんなもんなん。
それは2年目になってもほぼ変わらんけど、社会で働くってやっぱり楽しいことだけじゃないし、理不尽なこともそりゃもあるよって先輩面して今のうちに教えとくな。
でも唯一の救いは、そんな環境でも熱心に教えて助けてくれる人が沢山いること。これがどれほど恵まれているかは徐々に気付いていってほしい。その時にやるべき事を自分なりに一生懸命やってれば手を差し伸べてくれる人は必ずいるから。信じてみてほしい。
まあ色々言ってきたけど、絶望したとしてもなんとかなるから。
あ、仕事も恋愛も期待のしすぎは良くないぞ!
では、2年目に戻ります。またね。