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コンサルティングからコーチングへ変更した理由


コンサルティングとコーチングの違い(ICT能力向上に向けて)

1. コンサルティングとコーチングの定義とは何か?

  • コンサルティング: 専門家がその知識や経験を活用し、特定の問題解決や目標達成のためのアドバイスや解決策を提供すること。

  • コーチング: 個人や団体の内在する能力や資源を引き出し、自己解決能力を向上させることを目的としたサポート活動。具体的な答えを与えるのではなく、質問やフィードバックを通じて考える力を育む。

2. コンサルティングのメリットとデメリット

  • メリット

    • 即時性: 経験豊富な専門家から具体的な答えや解決策を得られる。

    • 専門的知識: 最新の情報やノウハウを取り入れることができる。

  • デメリット

    • 依存性: コンサルタントの意見やアドバイスに過度に依存する可能性。

    • 一時的効果: 長期的な視点での変化を促進するより、短期的な問題解決に集中する場合がある。

3. コーチングのメリットとデメリット

  • メリット

    • 持続的成長: 自己解決能力を育み、長期的な成果を期待できる。

    • 自主性: 主体的な思考や行動を促進し、自己認識や自己肯定感を向上させる。

  • デメリット

    • 時間: 即座の解決策や結果が求められる場面では、時間がかかる場合がある。

    • コミットメント: 成功のためには、参加者の積極的な参加やコミットメントが必要。

4. ICT能力向上のためのコーチングへのシフトチェンジのメリットと理由

現代の教育現場において、ICT能力は必須とされています。それを背景に、コーチングを通じたICT能力の向上には以下のようなメリットが考えられます。

  • 継続的な技術習得と活用能力の向上:

    • メリット: 教員が遭遇するICT関連の問題や課題を自ら解決できるようになる。新しいツールやソフトウェアの迅速な取り入れが可能となる。

    • 具体例: ある教員がオンライン授業のツールの使い方に難しさを感じていたところ、コーチングセッションを通じて他の教員から具体的な操作方法やヒントを学ぶことができた。

  • 教員間のICTノウハウ共有の促進:

    • メリット: 一人ひとりの教員が習得したICTのスキルや知識が、学校全体として共有される。

    • 具体例: 定期的なコーチングセッションを設けることで、先進的なICT教育法やツールの利用法を共有。これにより、全体としてのICT利用スキルが向上。

  • 導入技術の最適化と効率的な運用:

    • メリット: 教員間のコミュニケーションが活発化し、ICT関連の資源やツールの選定、導入が効率的に行われる。

    • 具体例: 複数の教員が異なるオンライン試験ツールを使用していたが、コーチングを通じて最も効果的なツールを選定し、統一することで運用の効率が大きく向上。

  • 教員のICTリーダーシップの育成:

    • メリット: それぞれの教員がICTリーダーとしての役割を果たし、学校全体のICT教育の質を高める。

    • 具体例: 若手教員が特定のICTツールの達人となり、他の教員へのトレーニングを担当。このような役割分担を通じて、全体としてのICT教育の質が向上。

まとめ

このように、ICT能力の向上を目指す小学校において、コーチングのアプローチは非常に有効です。教員一人ひとりがICTリーダーとして活躍し、学校全体としてのICT利用の質と効率を高めるための鍵となります。
それは外部から学校を支援する場合も同じだと考えています。これからは小学校専門のICTコーチとしてお手伝いできたらと思います。


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