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ポケモン×工芸展

 東京・麻布台ヒルズ ギャラリーで開催中の、
「ポケモン×工芸展 ー 美とわざの大発見 ー」
 に行ってきた。

「ポケモンと工芸を出会わせたら、
どんな化学反応が起きるだろう?」

 そんな問いに挑んだのは、金工、木工、陶芸、漆工、ガラス細工、染織などを専門とする約20名のアーティストたちである。

 1996年にゲームボーイのソフトとして登場したポケモンは、ゲームの世界のみならず、そこから派生したアニメ、映画、カード、キャラクターグッズなどを通じて世界的な人気コンテンツとなっている。

 私がギャラリーを訪れたときも、平日の昼間だというのに入場口の前には多くの人が並んで順番を待っていた。その半数以上は外国人の方々である。

 ・・・ポケモンたちのモチーフとなっているのは、古今東西の動植物、神話や伝説上の存在、自然現象やテクノロジー、抽象的な概念など多岐にわたっている。その形状や色彩も様々だ。

 また、ゲームやアニメを通じて、ポケモンごとに進化、交換、旅、闘い、友情などの固有のストーリーが存在している。

 そんなポケモンの世界観を、アーティストたちがそれぞれの感性と技法によって表現しているのだ。

 ・・・感想を一言で述べるとすれば、
「ポケモンとアーティストたちとの
おもしろい『バトル』を見せてもらった!」
 ということになるだろうか。

※東京・麻布台ヒルズ ギャラリーでの開催は、2025年2月2日(日)まで。

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