子育てでイチバン大切なこととは?~今日も無事であるということ~
こどもの保護者は親だけでなく、「祖父母」であることも多いです。
100%ではなくても、
それは、毎日の放課後だったり
風邪をひいて保育園に預かってもらえない時だったり
こどもの休日に親が不在の場合だったり
いろいろですが。
孫を預かるおじいちゃま・おばあちゃま。
皆さん、子育て経験者です。自分の子を育てた経験があります。
けれども。
「孫」には「自分の子」以上に責任を感じていると言います。
まだしゃべれない赤ちゃんを預かれば、おしめは濡れてないかしらと何度も確かめ
お昼寝がいつもよりちょっと長いと、息をしているかしらと心配になり寝息を確かめ
はいはいする頃の子を預かれば、前進するのについて回って危険がないように確かめ
ヨチヨチ歩きの子を預かれば、転ばないようにいつでも手が出せるように腰をかがめてついて歩き
走り回る子を預かれば、危ないところに行かないように注意し
その心配にはキリがありません。
とにかく怪我をしないように
危険のないように。
その孫の親が帰ってくる時に、無事に引き渡すことができれば
それだけでじゅうぶん。
「今日も無事だった」とホッとするのです。
こどもが病気も怪我もなく一日を過ごせたこと。
それが何よりも幸せなこと。ありがたいこと。
世のおばあちゃま方はそんな一日を祈って孫を預かっていてくれるのです。
さてさて、このnote では、教育や勉強や受験や進学についていろいろとご紹介していますが、「そんなことはどうでもいい」と言い切れるくらい、こどもの健康と安全を守ることが最も大切だと言えます。
まずは「こどもの無事」があってこその教育です。
勉強する土台に「こどもの無事」があると言い換えることもできます。
親ともなると、自分のこどもにあれもこれも…となりがちです。
もし「勉強」に過敏になるようでしたら「今日も無事に過ごせて幸せ」に立ち戻ります。
我が子に願うこと、それは
「今日も無事」ということ。
子育ての基本中の基本。