あがり症について
【質問】
先日久しぶりに人前で恥をかきました。
子供のクラスの保護者会で40名程度の前で長めの自己紹介がありました。
あるとわかっていれば練習しましたが、練習無しぶっつけ本番で、震えたり吃ったりしながら終えました。
子供の頃から緊張するとこうでした。
委員長、生徒会、習い事の発表会、学校生活での発表会、社会人になってからの社内、外での発表、色々やってきましたが、大丈夫だったのは原稿を用意して読むものだけです。その他は思い出すだけでも辛い状態になりました。
仕事はこれから発表の機会が無さそうなので、子供の学校関連以外では人前で何かをすることは無さそうなのですが、自分としてはこのあがり症を克服できないか、と考えています。
と言うのも、他人は自分のことを気にしていないとわかっていても、あがって失敗した後に後悔、反省など何度も思い出すのが辛いからです。
(あがった事が思い過ごしでは?と思いたいですが、終わったあとに労われてしまい、、余計に心の傷がえぐられました。)
場数を踏むべきなのか?練習するべきなのか?そもそも対処法がないのか、、調べてみたらHSP、SADなど知りましたが、治療可能なのでしょうか?
【回答】
やはり慣れだと思います。
そしてあなたの場合、慣れなければいけないのは「人前で話すこと」でも「あがってしまうこと」でもなくて、「失敗したと思って後悔すること」です。
失敗して落ち込むこと に慣れましょう。
あなたに限らずみんな慣れてない場で反省をしたり落ち込んだりするものです。
上手くいかなかったな、恥ずかしいな、なんていうのは自分だけではありません。みんなそう思っています。
だからむしろ心の中ではみんな寛大です。
余計に心の傷をえぐるのは自分自身です。
わざわざ自分で自分を追い込んで、それで「なんとかしたい」というのは変じゃないでしょうか。
自分を攻撃することをやめればいいだけではないでしょうか。
そしてもし 子どもに何かを教えたい・見せたいと思うなら、「失敗は恥じることではない」と子供にも教えたいじゃないですか。
失敗せずに学ぶことも優しくなることも無いですから。
だったらなおさら親が率先して失敗する姿を見せないとです。
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