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【妄想ライオンズ92】ベッケンが打つ、走る、捕る!

タイガースの10連勝を止めたのはライオンズ。
なんと言っても、4番が1回に先制打を放ち、終始試合を有利に進めたことが大きかった。

しかし、ライオンズの新しい4番は、打つだけではない。(というか、打つ方は、今日はそこまででもない)

3回に、彼は外崎のダブルプレーでチャンスが潰えた後、粘って四球を選び、次のマキノンの打席で、スチールを試みている。完全にモーションを盗んでいて、もしマキノンが打っていなければ間違い無くセーフだっただろう。

さらに彼は、その三塁マキノンからのショートバウンドの送球を、しっかり2回ともすくい上げた。いずれも、決して簡単なバウンドはなかった。マキノンからすれば、いずれもミス、の部類に入るだろう。それを、いかにもファーストの専門職らしく、そのショートバウンドはこうとるとわかっているような取りっぷりだった。

そして、なんと言っても、彼が目立ったのは、今日は2回を除けば、全ての回でランナーを背負う形になったのだけど、ランナーが出るたびに、巨体を揺らして、真っ先に投手の元に行き声をかける姿が、目立った。源田よりも、外崎よりも先に彼がいく。

4番に急に据えられたことだけでも大変だろうに、でも、しっかりとフォアザチーム、フォアザゲームの姿勢で、試合に入っている姿が見れて、中村とも、山川とも違う魅力が感じられた。

今日は西の変化球に、簡単に三振をしなかった。まだまだ落ちるボールにはブルンブルンというところがあるけれど、これで彼にホームランが出始めたら、ライオンズは、新しいステージに入っていけるのかも!

#seibulions #渡部健人

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