10/28/2024 「仁義なき戦い 名セリフ、英語でどう言う?」
70年代から爆発的な人気を博し、今もその影響を想う映画「仁義なき戦い」
実はを元に展開するストーリー、戦後から復興を遂げようとする人間像、
ヤクザというアウトローの視点から見る愛と憎悪に満ちたヒューマンドラマと思う。
ヤクザ映画?ドンパチのケンカでしょ?っ言う人もいるが、それは大きな過ちだ。
ゴッドファーザーと見比べると面白さの発見が続く…。
その名作、仁義なき戦いの中で最も興行成績が良かったのは仁義なき戦い(頂上作戦)というのも頷ける。
広島ヤクザの大同団結をはかり、日本最強の明石組が一気になだれ込んでくる。そこで広島の窓口になった小林旭のセリフが今日題材。
「広島ヤクザは芋かもしれんが、旅の風下に立ったことはいっぺんもないんで…」
当然ながら、ここでの芋はポテトの芋ではない。
明石組を代表する梅宮辰夫は黒のスーツで身を固める一方、広島は着流しの雪駄履きもいる、どこか田舎っぽい。
このファッションを見比べるの映画ファッション史的な視点で面白い。
旅の風下というのは、”他所からやって来たよそ者に好きなようにさせてたまるか!”とみるのが正解と思う。
では、世界的な作品のワンシーン、この台詞を英語でどういう?
cZ「出かける理由」篇 横長 241015
答えは1つではないし、受け取り方で大きく変わってしまう。
"The Hiroshima yakuza might be seen as low-grade, but we've never once been treated as outsiders wherever we go."
これでいいのか?
映画やドラマの英語訳(和訳も)実に難しいし、奥が深い。
そう思う。
それにしても、小林旭の演技と雰囲気、貫禄はたまりませんよ!
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