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2024年11月読書記録&感想文(ネタバレあり)

先月は15冊とかなり読書の秋を満喫したので今月も楽しみたいと思っている

①ロートレック荘事件 筒井康隆

登場人物が誰が誰なのか

どの人物が今喋ってるのか把握しづらく読みにくかった

だが、それがトリックのミソだったというのは面白い仕掛け

ところどころ挟まれるポスターは本編にあまり関係はなかったが美術鑑賞するのは好きなのでいろんなポスターがカラーで見れたのは嬉しい

11/4読了

②眼球堂の殺人 周木律

気になってた作品を読みました
やはり館ものクローズドサークルものは大好きだ!
怪しげな館で起きる各界の天才が次々と殺されていく

次は誰が殺されるのかというドキドキと
不可解な殺され方のトリック

好きな要素がたくさんありました

私は基本的に推理をしながら読む方ではないのですが、第一の事件のトリックが当たったのでちょっと嬉しい

続編もたくさん出てるらしいので楽しみです

11/6読了

③密室殺人ゲーム王手飛車取り 歌野晶午

めっめちゃくちゃ続きが気になるー!これは続くと思っていいんですよね??

普通にこの1冊で完結すると思って読んでいたので最後気になりすぎるところで終わったので驚きました。

ネットと現実での違いはよくあることではありますが、主人公の正体は完全に思い込みだったので驚いた

事件自体は自分たちが起こした事件なので犯人が分かってる状態でトリックをどうやったのかの当て合いという切り口が面白かった

11/13読了

④リラ荘殺人事件 鮎川哲也

ネットでおすすめされていたので読んでみた。
てっきりクローズドサークルものだと思っていたらそうでなかった。途中でゴリゴリに警察が介入するが止まらない連続殺人事件

思っていたより犠牲者が多くかなり終盤になるまで真相がわからず続きが気になった。
真相が知られるのを恐れるがあまり繰り返し続ける強行に犯人の大胆な性格に驚くと共に納得の性格

11/17読了


⑤双孔堂の殺人 ~Double Torus~ 周木律

堂シリーズ第二弾
一作目が面白かったので早速続きを読んでみた
前作と同じく特徴的な館で起こる殺人事件。なんと今回は前作探偵役としても活躍した数学者、十和田が容疑者として捕まってしまった。

相変わらずの天才&変人ぷりで、数学は好きではあったが難しすぎて何を喋ってるのかはよくわからない(笑)
事件の真相は割りとシンプルな感じでしたが、最後の最後でやはりこの人の正体はそうだったか!と知れたのでまたまた続きが楽しみです

11/18読了

⑥儚い羊たちの祝宴 米澤穂信

読書サークルバベルの会の会員の子達が語る様々な事件の短編集。
どのお話も繋がってはいないが、クオリティが高くどんとん引き込まれていく
個人的には玉野五十鈴の誉れが1番好きだ
有名なご飯の炊き方の言葉があんなにもゾッとする言葉に読み取れてしまうことに痺れた

11/20読了

⑦五覚堂の殺人 周木律

堂シリーズ第三弾
今回は館、過去の事件が関わってくるという自分好みのシチュエーション

前作からのキャラも登場し、このシリーズのキャラクターたちの輪郭が大分掴めてきた。
事件としては密室殺人が主。事件が起こった場面を映像で見せられて十和田がそれを解くという形式でこのような形式の話は初めてだったのでとてもドキドキしておもしろかった。

十和田と神の関係というか雰囲気が森先生の作品に登場する犀川先生と四季との関係に似てるなーと個人的に感じていてそれも楽しみの一つでもある

11/21読了

⑧伽藍堂の殺人 周木律

堂シリーズ第4弾
さすがに4冊も読むと誰が犠牲者になるか分かるようになった
問題はなぜ数学者ばかりが犠牲となっているか
藤衛の存在も謎に包まれている。神は藤と対決したいのかな?なんて読んでいて思った

事件のトリックは今までで1番大掛かりなものだと感じた
犯人に関しては意外というか想定外すぎてちょっとショックを隠しきれない

11/25読了

⑨鏡館の殺人 月原渉

シズカさんシリーズ4作目?
シズカさんシリーズの時代背景や登場人物の雰囲気が私は好きだ
今回のストーリーでメインになる女の子が結合双生児かなというのは序盤で何となく気づいていたが、ちゃんと分離手術等やっていたので
真相は納得しつつ姉妹たちの絆を感じつつ流石にみんなが共犯だとは思わなかった

11/25読了

10、密室殺人ゲーム⒉0  歌野晶午

前作の王手飛車取りの続編
前作がものすごい気になるところで終わったので気になりすぎて読み始めた

しかし前作のラストがなかったことのように普段通り推理当てゲームを続けているいつものメンバーたち
そして前作亡くなった人物も登場するなど違和感や不可解なことが起きていると読み進めていると中盤くらいでようやく前作の真相と今作の真相が明かされた

なるほど模倣犯か
ハンドルネームというネットならでは顔や正体がわからないということが前提での設定がとても活きている 違和感感じつつもしっかり騙されてしまった

11/29読了

今月は10冊ですね
先月よりは読めませんでしたが10冊の大台には乗ることができました
やはり昼休み読むと冊数稼げますね
沢山読めて幸せ

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